四部作の最終作。私の好きな某漫画の敵キャラが戦闘前にこう言う「はじめに問う。貴様は神に愛されているか?」と
今作FLOWERS冬篇は一周しかしていません。
これはFLOWERSファンならあってはならないことで、某攻略サイトの指標通り四週してグランドファイナルを見届けるのが筋というものでしょう。
しかし私は一周目で満足してしまった何故なら何週もするのがダルい(コラッ)のもありましたが、灰かぶり姫のあの演出を見た時。私は
「嗚呼。この物語は幕引きを迎えたのだ…」と勝手ながら思い、このノベル作品を閉じることにしたのです。
2、3、4周目のエンドについては詳しく長文感想を書かれているユーザーさんのを参考にしました。
ゆえにギブアップチェックは付けていません。
このプレイスタイルは狡いぞ汚いぞと罵られても構いません。そう言われても仕方が無い事ですから。
だからなおさら先輩ユーザーさん方に深く感謝したいと思います。
グランドファイナルに流れるED曲が素晴らしいとのことで、なんとなしに気になりダメもとでYouTubeで検索したら…あったし。
しかもアップされたのが数日前(2020年12月始めの時点)。
これはFLOWERSに興味がない人への「この曲だけは聴いてほしい」という善意でアップされたものだと信じています。実際素晴らしかった。
酷いネタバレだよ…と嘆く人がいるのならば、この動画はすぐにでも削除されるのでしょうが、まあ個人的にはラッキーだったかなと思うことにします。
私のFLOWERSシリーズに対する姿勢はけっして褒められるものではなく、
ファンなら、否ファンでなくともシリーズを追いかけてきた者ならばすべき事を数段飛ばしで駆け上がってしまった。
そんな恥ずべき私に、ノベルの神様がFLOWERS四連作物語をシステムエラー等の余計な事態を一切起こすことなく導いてくれた神の愛に感謝し祈りたい。
ありがとうございます神様仏様基督様イノグレ様。
これは余談ですが、春篇では200以上あったユーザーデータが冬篇で100以下に(現時点で)なってしまっている現状を見て、
挫折か興味が失せたかなんにせよ減った分のもの対し
「やはり貴様は神に愛されていない」
という某漫画敵キャラの台詞が頭をよぎる私なのでした。
以下主なキャラの感想
・蘇芳
よかったねマユリと出会えて。季節を通していち女性として、いち人間として心身共に強くなった。よくがんばったよホント…感動した!
・立花
春篇での彼女を見ているだけにどうなるのやらと思ってましたが、立花の蘇芳に対する敬愛の深さに心底感服する。素晴らしい蘇芳のアミティエ委員長といえる。
・マユリ
最重要キャラなんだけれども、登場時間時期が短いが為にいまひとつ影が薄い気がする。
・双子ズ
春篇ではウゼーキャラだなと思ったが、最終的にはムードメーカーとして必要不可欠な存在に。仕草がかわいいし。
・えりか
FLOWERSシリーズのMVP。彼女の快活な存在感がプレイ価値を高めたといっても過言ではあるまい。
・千鳥
よくいそうな凡キャラに見えてそうではない。あたりまえのことをあたりまえに出来るキャラはそうそういない。
・譲葉
当時の中の人の体調が心配だったが見事演じきってみせた。謎が多いキャラだったが嫌いじゃない。
・ネリネ
一番感情移入できなかったキャラ。優しいのか気難しいのかよくわからん設定の女性だった。
・ダリア先生
「絶対私が黒幕だと思ったでしょう!」という叱咤が聞こえてきそうだ。まあ半分事実で半分間違っているのだが、それはそれこれはこれ。