四部作の三作目。虹色の魔法は素晴らしい歌ですね。
先ずはじめに、イノグレさんすいません。
今作はトゥルーENDしか見てないし、それで満足してしまいました。
ゆえに、双子ENDとかスルーしたというか全END見る気無くしました。
苺ちゃんと林檎ちゃんごめん。そしておまけボイス聞くことなく今作を終了してしまった私のプレイスタイルをどうかお許し下さい。
双子ちゃんへのやるせない気持ちも含めて総評価-2点しました。
さて本編の感想ですが、良かったです。「オズの魔法使い」は名前は知ってるけど読んだ記憶が無いので楽しめました。
譲葉の幼少期からの変わらぬ想い。まずは握手からの恋。
戸惑いの拒絶、偽りの救済、下劣までの堕落、静かな叱咤からの復帰、諦め切れないけじめ、そして結ばれる二人。
素晴らしい。美しい。譲葉とネリネに幸あれ。
今作は歌に力入ってますね。
主題歌&合唱コンクールでの「虹色の魔法」がすごくイイ!
終盤でのクリスマスミサでの聖歌も綺麗で素敵…ウットリ。
今作でサブキャラにまわっている委員長立花がなにげに助演女優賞並みの活躍ぶりでしたね。
ハロウィンパーティでのゾンビ委員長はインパクトが凄い。周りの反応とか立花本人が自分の容姿に気づいてないとこも含めて笑ってしまいました。
「おひげっ」とかユーモアな面も見せるようになり、譲葉を元気付けたり、蘇芳のアミティエとして立派に立ち振る舞う言動はまさに理想の委員長キャラといえるでしょう。
ミステリな百合ゲーということを謳っているこのFLOWERSシリーズですが、
次回最終作では核心に迫る部分がイマイチとのことで、ミステリ面では元々あまり期待していません。
注目すべきは百合世界に生きる女子生徒達の成長物語だと踏んでいるので、冬篇にはそこのところを大いに期待したいですね。