俺はSMEEの無い三年間いったい何を…
なんで自分はイチャラブコメエロゲをやらなかったんだろう?
なんでそれを実践してくれてる唯一無二のSMEEというブランドを三年にわたって避けていたのだろう?
俺はサイテーだ。無駄にシリアスなエロゲやって勝手に気分を落ち込ませてもうねアホかなバカかなと。
さらに、同ブランド作品ラブラブルの感想を「イチャラブ良いですね」の簡素な一言で済ましてしまった三年前当時の自分をぶん殴りたい。
もっと大切で大事な言うべきことがあるだろうが。
今作「らぶでれ」はもう最高でした。
とあるSMEE作品のレビューで「好きなキャラが居なければクソゲーになってしまう」と書かれていました。が!
今作はヒロイン皆可愛いかったです。立ち絵やら一枚CGが崩れているなどという細かい事はどうでもいい。可愛いんだ。
・共通日常
もう笑いっぱなしでした。主人公を初めとするキャラ達のアホ言動+サブキャラの鋭いツッコミ+ヒロイン達の天然ボケ。
これでニヤニヤ出来なかったら、どんだけ冷え切ってるのよあんたの心は!?
と、いいたいくらい。
・ひなの
飼育部先輩。
動物達自己意思強すぎでしょwwwヘビとか。
「あのやろう、計算ずくでなついてやがる」と何度主人公がつっこんだことかwww
怪我した猫を治療して、一生懸命育てて、元気になったら里親募集して、そしておばあちゃんに譲る。
「卒業した動物は、新しい名前を貰って、新しい生活を過ごすのだから、もう昔の名前は必要ないの」
愛着ある動物を引き渡す時に、こんなセリフを笑顔で言えるひなの先輩強し。
でも主人公に「ムリしなくていいんですよ」の一言で泣き出しちゃうひなの先輩。ああ、いいナアこのシーン。
「変な動物連れてちょっと気持ち悪いわ~あの娘」の発言をした女学生にイラッときたので、ここは-1点。
・心
過保護〇リキャラ。
「一緒に居たいんです!」っていうセリフを学園生達の面前で大きな声で発言しちゃう一途で可愛い娘。
海外に引っ越す云々の流れは正直読めちゃいましたが、それでも、離ればなれにならなくて良かったねとホッとする俺。アホか。
・みみみ先輩
パティシエ目指して日々お菓子作りに励むツインテキャラ。
そりゃね~バイト先(クレープ屋)での彼女は可愛いし、どんな仕事ぶりか気になるの分かるわ~。
だからといって男友達利用して店に特攻するのはやりすぎwww他のお客さんに迷惑だろwww
父親に認めてもらいたくて一生懸命ケーキ作る姿は健気で可愛い。
で、気合入れて作ったケーキよりも、
主人公の為に遊び心で作ったケーキの方が価値があると父親に諭される場面は色々納得。と、同時に温かいシーンでほっこり。
「お菓子で男釣ってるんでしょ~」という空気読めない発言&ケーキ破壊した女学生にイラッときたので、ここは-1点。
・千歳
へー。かわしまりのさんって、こんな自然な萌えキャラも出来るんだなー。と思った幼馴染キャラ。
で、千歳を語る上で欠かせないサブ娘、鈴原亜希。このギャグキャラ共通からして面白い。
鈴原が第三者を使って、千歳を恋愛事に焚き付けさせるのは、
ちょっとやりすぎでも面白かったからいいかと思ったり(鈴原も少し反省してるのは好ポイント)。
昔、小さい頃一緒によく主人公と遊んだ仲だった千歳。
でも主人公がいきなりの引越し。当然当時の泣き虫千歳は大泣き。
そこで主人公一言、
「その泣き虫、今度会うまでに直しておけよな」
この約束を主人公と再会出来るその日までの数年間、一生懸命に守ってきたのだと、千歳の母と鈴原から告白される主人公。
やっと会えたね、私強くなったよと、千歳の想いをこめた行動にようやく理解し、心を締めつけられる主人公。
で、主人公、プレゼントする指輪にささやかなメッセージを。
「You may already cry」
泣いてまうやろこんなん(´;ω;`)
・ハーレム
「純愛ゲームにハーレムっていうのは、今でも論争の種なんですよ」
と、面太郎が言うのは決して間違いではなく、自分も今作にハーレムいるかなあ?と疑問でした。
しかし各√どれも主人公と選ばれしヒロインのみのイチャラブ空間で、ヒロイン同士の掛け合いというのがちょっと不足していた今作。
ゆえに、このハーレム√でヒロイン達との揉み合い絡み合い(性的な意味でも)が見れて良かったです。
エピローグを蛇足とは言ってはいけませんぞ。
・その他
先生攻略できなくて残念だったなー。-1点。
テキストミスやボイスミスがちょっとあるなー。-1点。