弁慶・沙也佳ルートも楽しめたがあずみルートが別格に良かった。
弁慶
主君である義経を忠誠から面倒を見る立場だったが、自身もまた義経に依存していたことに気づき、大和との恋を経て１つ成長するお話。
普段は楽をしたいとだらけているが戦闘では素早い動きを見せる。
楽をするために行動する大和にはシンパシーを感じている。
川神水大吟醸飲みたい。
酒瓶を集める趣味いいね。
あずみ
英雄に惚れたのは休暇で偶然遭遇したテロの現場で1人命を輝かせる英雄の姿を見たことから。
あずみさん（29）の大人なかっこよさに痺れる。
そしてだからこそ英雄に恋する少女な一面が微笑ましい。
ワン子に恋する英雄、英雄に恋するあずみ、あずみに恋する大和、と複数の片思いが描かれたルート。
英雄の振る舞いの清々しさも好印象。
九鬼家の御曹司として未来を見据えている姿には確かな風格を感じる。
それぞれの一途な想いを描き切って大和の恋が成就するまでのエピソード、とてもよかった。
まさに、真剣（まじ）で私に恋しなさい、A（あずみ）。
黛沙也佳
お見合いの話を断り、父・大成に遠距離の彼氏がいると嘘を付いてまゆっちの元に家出してきた沙也佳。
姉の心配をするしっかり者の印象が強いがまゆっち同様かなりのむっつり。
剣の腕は父とまゆっちが凄すぎて嗜み程度と公言しているがかなり強い。
父に再びお見合いの話を持ってこられるかもという自身の問題の解決のために彼氏役を頼んだ大和と恋人を演じるうちに本当の恋人となる。
大和は誠実に大成に事の経緯を打ち明け、その想いを行動で示すために3つの試練を受ける。
試練をクリアし、正式に認められて思い出を作った後2人は再び遠距離の関係に戻るが、季節が変わって沙也佳が川神学園Sクラスに入学したことで身近な存在となる。