夏葉ゲーではある…しかしそれを取り巻く人物(?)達が良い味出してる。
ロリ+ほのぼのゲーに見えるこの作品ですが、はっきり言いますと実は違います
いや、序盤はたしかにその通りなのですが、ようじょにえっちぃことができるデュフフwありすたんかわいいでござるwwwすみちゃん夏葉よりミニマム体型wwwとキャラゲーやるノリでいくと思いのほか重い話に戸惑うというか
体験版終了間際の、夏葉の異変から全てが始まります
開けてみればこれがまた、人間と物の怪の共存をアットホームに、それでいてどこか線を引いた描写が巧い
ガチガチに固くはないが、それでも慣習や作法を徹底しているのは旧き日本らしさというか
神事における巫女の力強さは他じゃなかなかお目にかかれないです
さて展開について話をするならば、言ってしまうと夏葉のための物語であり、すみ・ありすのルートでさえも夏葉の問題を解決するために奔走することとなる
夏葉は二人を攻略してからの解放のために、道中は心痛くなることも
それでも、話を終えられたら気分良くなれるんじゃないかって
夏葉の状況を置いておくなら、一番イチャイチャ出来たのはありす
序盤からのアタックにやられました
この作品は登場人物が多く、サブもそれぞれが脇役に徹しながら立っていました
登場人物の半分は方言でしゃべるので、耳に残る言葉も多い
その点も飽きさせない要因になりましたね
特にベテランの一色ヒカルさんやかわしまりのさんは、物の怪の持つ貫禄を演じきるあたりさすがです
男性陣も例外でなく近くにいてくれる飛車角、フルソマとの対話での緊迫感、物の怪と対話をする上での人間の立ち位置は見ていて不思議な気持ちになりました
エロについて
夏葉→130cm
すみ→117cm
ありす→158cm
いやー上二人のサイズといったら(笑)
よく審査に通ったものですね
パッチを当てて46枠
サブキャラ絡みのエロもありでバリエーションは豊富
アブノーマルは少なく、尺はそこそこなので特に濃いとは言えませんが、作風とのバランスを考えるとちょうど良いかと
滝女郎(蜘蛛女)の糸に縛られてーなんてのは好きな人もいるでしょうね
聖水をジョッキで飲む主人公は素敵でした
総評
体験版にてどこか感じるものがあれば最後まで楽しめるかと
演出も手伝ってダレずにプレイできました
ひとつマイナスを挙げるならば、事態の収束があっさりなので、ここから泣けそうなのに…!てとこでエンディングなのがもったいなかったですね
ともあれ良い作品です