癖のあるゲームであることは、間違いない!しかしそれがいい!
ルートは4つです。1ヒロインで様々な人間の視点での物語です。やっていて思ったのは、ADVゲームを読み物としてプレイしているか、そうでないかでかなり感想が違ってくるのではないかと。ゲームというより本当に小説のようでした。他の方も書かれていましたが、名作ではない、しかし凡作というにはおさまりきらないエネルギーにあふれた作品であると思います。くるひとにはとことんくる良作ってことで、選良作ってところでしょうか?
他者視点での話にころころ切り替わり、ヒロインはひとりって時点でやはり人は選びます。小説などの読み物(ライトノベルではな)が好きな方は、かなり高い確率で楽しめたのではないでしょうか?
ゲーム自体とても丁寧に作られていて、シナリオを作った方が作りたいと考えた作品を作ってみせるぜ!ってスタッフの気合いが感じられるいい作品でした。