まあ雰囲気ゲーなのかなぁ。
ぬるま湯に浸かってることに価値を感じるけど、そこに客観的な意味を示されるとなんか微妙だなぁってそんな感じの感想かもしれん。このぬるま湯加減をご都合主義に感じてしまっている。
作品全体としてもいくつかのルートにしても起承転結の結が弱い?中盤までは面白いんだよな。
楽園から出てしまうエンドは大体どれも好きじゃないかもしれん。
双子に対して主人公が「どちらかが100幸せになってもう一方は0と考えるのは良くないよ。2人とも100幸せになって」みたいなこと言って、その後「どちらも好きで選べない」っつって双子が主人公を50、50でシェアするような展開になって滅茶苦茶萎えた。
到達したエンドがそれぞれタロットカードで表現されてるところや絵柄、曲などが雰囲気ゲーとしてとても良い。
BGMは「別れの旋律」が良かった。
SkyFish系列の独自エンジンなのかな、UIが個人的に使いにくい。
でもやっぱこういうクローズドサークル作品は大好きです、それだけでも価値がある。