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kaperureiさんのプレイ! プレイ! プレイ!の長文感想

ユーザー
kaperurei
ゲーム
プレイ! プレイ! プレイ!
ブランド
わるきゅ~れ
得点
75
参照数
97

一言コメント

個人的に前作の方が好きではあるが

**ネタバレ注意**
ゲームをクリアした人むけのレビューです。

長文感想

スキップ速度やUIが前作より良くなっている。
(誠司「これは違う、俺の求めるレイプじゃない」
誠司「動かない相手を襲う……これはただの性欲処理じゃないか!」
セック鈴木「何を言っている。レイプはレイプじゃねぇか」
誠司「違う……!俺が求めているのはこんな事じゃない!」
誠司「レイプはただの性欲処理じゃないんだ!」
誠司「その怯える顔、声、そして震える体を見て楽しむものなんだ!」
セック鈴木「何を言ってやがる!女を使ってチンポの滾りを抑える、それがレイプなんだよ!」
セック鈴木「状況なんて関係ねぇ、犯して、犯して、犯して、どんな状況であれ膣内で射精して孕ませてしまえば勝ちなんだよ!」……)
のレイプ観の違いが顕在化するシーンが特に好き。こういう価値観の違いはレイプに対してだけでなくエロゲ全体に対しても(それ以外の様々なことに対しても)起こることであるよね。誠司の価値観もセック鈴木の価値観もどっちも分かりそうなんだが、レイプに関していえば価値とか意味とか考えずレイプとしてのレイプを見せてほしいかなと思うのでセック鈴木寄りだなぁ。やはり前作の方が好きなのは、前作はレイプとしてのレイプを見せてくれるが、本作はレイプに作品側から意味を乗せてしまっている点?ただのレイプを見せられてこちら側で意味を問い、味わいたい?精神的レイプが優先されるとレイプというより別の……上手い表現が思いつかないが。
他にはオナニーしろと脅迫された大人の女性が角オナしだすシーンとか好き。