良好な個別ルートと薄いメインルート、戦略性の激高いシステムと簡単モードみたいな難易度、一週目の面白さに対する二週目以降の作業感、すべてにおいてちぐはぐで惜しかった
システムはとても面白かった。
バインドの付け替えや装備アイテムの選択、テンションの概念など
プレイヤーの個性が色濃く出ること間違いなしの戦闘システムは素晴らしいの一言。
戦略性はかなり高い!
…が、適当でもどうとでもなる難易度なのであまり活かせないちぐはぐさ、もったいない。
キャラ面(世界観)はとても作りこんであり素晴らしかった。
明るく楽しい雰囲気で終始貫いていて主人公にも嫌味が無く気分よく読める。
しかしせっかくの冒険もの、メインルートはもう少し熱い展開にしてほしい。
などと言いつつ個別の善行事ルートが所々妙に熱い、もとい暑苦しくて好きだったりはするんですが。
さて、ここまではいいんですが反面
やりこみ要素、メインシナリオの分岐はもう少し頑張ってもらいたい。
この2点はさくさく進めるライトな戦闘システムとの相性も良かったはず。
なんだかんだ言いつつ自分は全ルート、全クエ80時間かけてコンプしました。
それくらいには魅力のあるゲームだったと思います。