一番魅力的なキャラは誰かと聞かれれば迷わず答えるね、「滝沢 司」って。(12月2日加筆)
みやびルートには正直やられたとしか言えません。
このルートを終えて心にあるものは満足感でしょうね。
あの3人が幸せになれて良かった、と思いました。
このゲームにバッドエンドなんて必要ないです。
自分は主人公とヒロイン達にはハッピーエンドこそが似合ってると思いましたから。
自分がプレイしてこう思えたのも主人公のお陰ですね。
やはり理由もなく強い主人公よりも、強さに理由がある主人公の方が感情移入出来るし好きです。
そういう意味では滝沢司という人物は最高の人物でした。
しかし、残念な事に本作は二人のシナリオさんがいるせいか、本校ルートと分校ルートで主人公のキャラクターが若干違います。
分校ルートの主人公も嫌いではないのですが、やはり本校ルートの主人公が素敵でしたね。
分校ルートの方が「ゆのはな」で本校ルートが「こなたよりかなたまで」に雰囲気が似ているというのがわかりやすいと思います。
まあ予想以上に素晴らしい作品でした。
これからもここのメーカーさんには頑張って欲しいです。
<12月2日加筆>
巷で人気のあるすみすみだが自分は今一好きになれない。
彼女は最後家の為に主人公と分かれる決断をするのだが、これは駄目だろう。
この彼女の行った決断は主人公の両親が自分達の都合で主人公を捨てた行為となんら変わりない。
結局彼女は主人公よりも家(自分)の事を優先してしまった。
分校ルートの主人公だったから良かったものの、本校ルートの主人公ならこの彼女の裏切りで生涯人を愛する事や信じる事が出来なくなっていただろう。
結局彼女は主人公に依存していただけでは無いのか?
本校ルートのヒロイン達の様に彼女なりの強さが見えてこなかったのが残念だ。