噛めば噛むほど、しょっぱい味が染み出てくる・・・・。そんなゲーム。ジャンルは「3Dダンジョン探索RPG+街発展SLG」を謳っているがプレイ時間の大半は3Dダンジョン探索に費やすことになる。そしてこのダンジョン探索が全く面白くない。面白みを見出すことのできる要素が皆無。やり込み度≠作業時間ということを理解できていない残念なゲーム。
プレイ時間の大半を占める3Dダンジョンのダメな点
1、意味のない敵のシンボルとエンカウントバトルの併用
ダンジョンにおける戦闘は敵シンボルに触れるかエンカウントにより発生する。敵シンボルには複数の 種類があり、大きく分けてボスと強めの雑魚に分けられる。それならばエンカウント制を排除して敵シンボル制に統一してボス級、 強めの雑魚、ただの雑魚の3つのシンボルを使い分ければいいのではないか。
2、敵の即死技の猛威
死ぬとそのキャラは数ターン使えないという重めのペナルティの割に防ぎにくい仕様。
3、格システムのバランス
せっかく捕まえて仲間にした女達は格が高くてあんまり使えない。格が低くても使えるキャラが他にいるから無理に使うことがない。うん、意味がないね。
4、単にプレイ時間を長くさせる為だけの嫌がらせなワープ罠の多用
5、マッピングの面倒さ
歩いた部分しかマッピングされないので部屋も隅から隅まで歩かないとコンプにならない。罠のある所も踏まないといけない。
6、作業ゲーではなく単なる作業
レベル上げ、各ダンジョンに合った攻撃と防御の属性合わせ、こまめなセーブさえ気をつければいいだけでプレイヤーの裁量はあまり関係のない内容。
7、アイテム関連の微妙さ
まず有用なアイテムが少ない。アイテムを装備出来るのが1つまでと戦術性が薄い。
正直なところ、このシリーズの3Dダンジョンってみんな好きなのかな?と疑問。このシリーズを3作まで作って巣作りをシリーズ化しない理由が分からない。