(GiveUp) まだ冒頭の冒頭なんだけどさ、なんでルビ振りまくってんの?なんで跋扈なんて難しい漢字には振らないの?とりあえずさ、エロゲーってラノベとは違うと思うの、動きのいちいちを文字にして読ませるのが紙媒体。擬音と絵の変化、あと軽い説明でなぁなぁで終わらせんのが紙芝居もといエロゲーね。これは目が疲れる
とりあえず、二人攻略してきました。
なんかこれ以上やる気にならないんでここでまとめます。
総論としては、10点もくれてやる気にならないぐらい糞ゲーでした。
とりあえずで描いたんですけど、ルビが炸裂しちゃってます。英語or仏語=日本語という変換形式もなりたたない、僕自身ラノベをあんまり読まないんで都市伝説の一種だと思ってたそれを垣間見ました。
例えば・・・っていって例えられないのは本当、能力不足を痛感してるんですけどすごかったです。
甲鉄の処女でアイアンメイデンとか穢れ無き乙女でイノセントなんちゃら~とか僕の思う中二ルビってこんなもんだろって思ってたんですけど甘かったっす。それと同時にルビに頼ることに意味なんてないんだなってのも感じました。例えばハロー(このハローメソッドうんちゃらってのも大分笑ったんですけどPTSDとかNINDSとかって調べてみるとホント「せやな」っていう感じの言葉でしかないんですよね。英語を並べて頭文字をとって単語にすると秘匿性が増したりしてかっこよく感じるのかもしれないっすけど今回はあまりに下準備が疎かって言うかHELLOの五単語でそれっぽいもん作ってこいよと、つかそもそもエロゲーって単語にばらした時に読めちゃうおっきいお兄さんが対象だから子供だましをそのまま引っ張ってくんのはマジ感心しないっすよ)とかは専門用語?特殊用語?(ニュアンスで感じて下さい)なんでいちいち振るのも仕方ないかなって思うんですよ。でもほとんどそうじゃない簡潔な文章を難解な文章にいじくってよく分からないのを楽しむ」っていう超中二プレイだったんで緒が切れました。加えて、このゲームウィンド小さいからマックス3行ぐらいの枠に文字パンパンに詰めるんですよね。これも小説なら許されるんですけど、紙芝居だからテンポ良くいかないと朗読とかみ合わせが悪くなるし、なにより目が疲れます。作文の時間にならったと思うんすけど、文字を美しく見せる秘訣のひとつが枠の7割の文字を下揃えで書くことなんです。枠いっぱいにはみ出しそうな情熱を詰め込めるのは結構なことですが、表彰台に上がって朝礼で発表すんのは7割の方なんです。つまりそういうことです。
つぎにだるいのは難読漢字っすかね。なんかね、まぁこれはすべてのエロゲーに言えることなんですけど、この手のゲームやってるとね漱石とか100年前の小説が脳裏をよぎるんですよ。当時使ってた道具の関係とか一般漢字が改訂されまくった煽りを受けててですね、読んでみるとわからない言葉が多いんです。もちろん配慮がされてて、巻末に索引があったりするんですけど、エロゲーでそういう気持ちになれるってのはなかなかたいした文学なんじゃないかなって、どんな時代の風俗の煽りを受けていたのかな?って考えながらクリックすんのも乙なもんすよね。もちろん皮肉ですよ。
結論から言えば、中学校3年生ぐらいで習う漢字の範囲以内で文章ってのは書くべきもので、そこに多少の知識自慢と読み手の自己満足を誘うためのプラスαでいいと思うんです。読めるけど書けない漢字はオッケーなんです。
つぎにクリア後のヒントにもイラつきました。理由は簡単です。こいつ(こいつら?)自分たちの仕事に満足しちゃってるのが伝わるからです。価値ってのは長い時間をかけていろんな角度から評価されて初めて決まるもんです。何が言いたいかって言うと、太宰も芥川も差し置いてたいした自信だなと。
コメディと謙虚さってのは共存できますからね。僕が言ってんのは自分で描いたものに自分で帯入れる阿呆がいるかって話です。
もう一個気に入らないとこがあって、脳筋と金髪しかクリアしてないんでわかんないけど、必ずヒロインとなぐり合わなきゃ解決しないんですか?最後は洋物映画みたくなぐり合って勝負つけな終われない」みたいな縛りやめてくださいよ、オマケにシナリオのロックはかかるし落とし方が一緒だしひとりひとりの印象が本当薄いっす(多分、多分ですけど、おそらくクリアした人ばっかだから同意が得られるのかほくそ笑まれるかの二択だと思いますけど、真エンドで塑?ちゃん編でも全フラグ回収しつつ主人公たいヒロインの一騎打ちもしてるんでしょ?)こんなに筋肉エンド迎えたがるのってこれかGガンダムしか知らないっすよ。
とにかく、さっきの気に入らないポイントとも相まって、まずいコース料理を一個一個「いいか、この料理はな、」とありがたいお言葉を頂戴しながら食べさせられる気がしてならないんでギブアップしました。