私にとっての特別な作品。その着想、表現、素晴らしいです。
はじめにお断りさせて頂きますが、この作品に99点を与える事に多くの方は疑問を持つでしょう。
減点法で考えれば、80点がいい所。私もそう思います。
しかし、この作品には私にとってそんな欠点など忘れさせる魅力を持った特別な作品です。もしも、この作品の購入を考えられている方がいらっしゃいましたら私の評価は参考にされない事をお勧めします。
この作品は大きく二つの面で評価される事が多いようです。抜きゲーとしての評価、シナリオの光るゲームとしての評価です。
私にとってこの作品は紛れもなく一級のシナリオが素晴らしいゲームでした。
確かにゲーム内では毎日毎日エロシーンがあります。飽きるほど。というか実際飽きます。しかし、このゲームにおけるエロはシナリオを成立させるためのギミックの一つにほかなりません。
攻略可能対象は三人いますが、実質ヒロインは一人です。
このメインヒロインの魅力こそ、この作品の原動力であり全てと言ってもいいでしょう。ヒロイン・早瀬の魅力を引き出すためだけにこの作品のエロシーンは存在しています。エロは目的ではありません、手段だと思います。
正直、私のこの作品に対する評価は非常に偏っています。言葉での説明も説明になっていません。しかし、この作品のトゥルーエンドを見たときの感動は今までに感じた事の無い物でした。