言わずと知れた名作。音楽、キャラは元より、テキストも丁寧で魅せるタイプ。クリア後にテーマを考えてしまうような余韻、これは素晴らしい後味だと思いました。萌えキャラはみさき先輩、茜…。
【余韻が良い感じ】
難しいことは解りません。ニュアンスで感じ取ったことを書いてみます。
…何回か導入されている主人公の夢みたいな映像部は、ラスト近くで主人公が消えてからの【あちら側】のことですよね。
【永遠】
永遠・・・主人公だけではないのが意味深ですね。
他人にも干渉する存在感の欠落。主人公の他に消失した人間。
望んでいなくとも連れて行かれる強制力。
永遠をテーマにしていますが、そんな生易しいものだけでは無い気がします。
でも個人的には哲学的というより、もっとファジーなものだと思いますがどうなんでしょう。
明確な理解や考察より、感覚的なものだと思いました。
大切なのは永遠や存在感を感じ取ることで、正体とか他人に影響があるとか多分意味無いです。
【障害者の扱いについて】
客観的に判断すると『違いがある』になると思いますが、浩平の『違いがある』に見なかったところは素直に好感が持てました。
そう見ていないから、相手を信じる事が出来る、反省して変わる事が出来る。
見下すニュアンスがないからヒロインも離れない、許せる。
それは近いから傷がつく、でも本音の人間関係をもち、より近づける『何か』があると思いました。
【戯言】
萌えキャラは
川名みさき
里村 茜
長森 瑞穂
澪
の順です…。
繭は萌えより見守ってあげたい娘でした。
なんと言うか、みんなキャラが生きていて良い感じ
キャラクターの色(萌え的なもの)が強いのにこの魅力・・・さすがです。