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kaihouさんの尽くしてあげちゃう5 ~求める乙女たち~の長文感想

ユーザー
kaihou
ゲーム
尽くしてあげちゃう5 ~求める乙女たち~
ブランド
トラヴュランス
得点
48
参照数
702

一言コメント

B級作品は一点豪華ではないとダメだと思うんですよね。ですが今作は恋愛、エロ、萌え、うまさ、テーマ全てが微妙です。

**ネタバレ注意**
ゲームをクリアした人むけのレビューです。

長文感想

久々のトラ作品。
他の作品との検証にトラを出す以上、たまにはということで。
今回は【売れる】のが後押ししたこともあります(ネット接続版なし)

さてはて肝心の中身ですが、何も変わっていなかったです。

【恋愛】
いきなり好きと言われ、なし崩しでHへ突入。共通を経て最後に1イベントだけ恋愛あり。
・・・全然恋愛してません。
『アイドル的な幻想だ』とはヒロインが女の子に告白された時に言う言葉ですが、
シナリオの90%はキミも同じだったよね なんて思ったり。

【エロ】
1シーンが短めで、次のエロシーンまで15分。
1シーンの尺が長いと良いのですが、シーンが短いのでリアルプレイエロゲーとして見るとテンポが悪いです。
CG、声優さんは問題無かったので、もう少しエロに力を入れても良かったと思います。

【萌え】
これは個人差によりますが、私はプチ感情移入程度で萌えまでは行きませんでした。
多分依存が弱かったせいでしょうね・・・他ブランドのライトエロ作品「あまえんぼう」や「あねいも」では、相手の女の子の心情が解るのですが、今作は主人公とヒロインのフィーリングが弱かった気がします。
女の子が主人公を意識するのと同じで、主人公も女の子を意識して欲しかったです。

【上手さ】
場を盛り上げるうまさ、演出、雰囲気、かなり微妙です。
ライトな作風としては成功しています。が、それだけで個々の演出が弱すぎるんですよね。
ライトな作品でも、ライトなエロエロ作品ライトな恋愛作品では無いと言う事です。
ただのライトな作品。

他でも言われているみたいですが、『尽くして』にもっと意味と力を持たせて欲しかったです。
尽くされていると感じなければ、尽くされていることにはならないんですよね。

【まとめ】
と言うわけで他のトラ作品と何も変わらず。これからもトラは下方認識でいきます。
ライト作品では、アクトレスやライトの「BINKANダーリン」「ドキドキしすたぁパラダイス」の方が萌え&エロ&うまさ、はあったと思います。