和風作品には郷愁を感じます。舞台も京都、音楽も和風で純日本人だと自覚しますね。1番評価出来るところは、大人組の【過去】があるところ。育美シナリオはマイベスト10に入るくらい気に入りました。
はじめに::今作の攻略キャラは学生と大人で分かれていますが、私は大人派です。
【大人組】
育美シナリオでは感化されましたね。
1度別れた恋人と昔を思い出しながら進んで行く物語…
もう年かなぁ、こういう大人の恋愛物語は凄く貴重に思えます。
『飲み屋:床での微妙な空気』この二人にしか出せない空気。
こういうのってギャルゲに無かった気がするんですよね(あったら教えて~!!)
理乃もそうですね。彼女の過去を受け止めてあげること、大人な分【過去】が存在することはとても評価出来ると思いました。
夜景を見ながらの告白は、悲しみの演出も強くなく、だからこそリアルなんだ と思ってしまいました。
あと邪馬台国の話をするシーンも好きですね。
私は別に歴史好きではないですが、論議の楽しさや、あの雰囲気がとても印象に残りました。
【まとめ】
総評では画が粗い、シナリオにバラツキ、歴史に偏っている、などがあります。
ですが、画は慣れるし歴史も日本人なら問題無いかと。
逆に歴史講座を真剣に読めば感心してしまうかもしれません。
異世界とリアル恋愛との組み合わせのバラツキは、多少あるかもしれませんが、やって損はない作品でしたね。
PS:育美ルート4回目~ストーリーを読みたいのではなく、雰囲気を感じ取りたい&キャラを見たいので、時たまプレイしています。