間違いなく人は選ぶけど名作でした。声優さんの演技が本当に凄かったです。
このゲーム声優さんの演技がガチなのですごく良かったです。梨香ちゃんの声優さんとかほんと熱演だったと思う。
予想は全然当たらなかったんだけど、どのキャラも憎めないタイプだったのが個人的にとても好みでしたね。梨香ちゃんに関しては性格が苦手だけど。
まず梨香ちゃん√
唯一ゲームで選ばれた時完全にレイプになる子でしたね。だから最初は結構心苦しかったけど、嫌がりながらも情が湧く所は個人的には良かったですね。周りに助けて貰ってばかりだった梨香ちゃんが成長を見せて主人公を助けようとした所は本当に良かったです。最初はすぐ死にそうとか死のうが生きようがどうでもいいなと思っていたんですけど(失礼)思ってたより成長の余地のある子だったんだなと謝りたくなりました。まあ他の√だと結構ウザイけど、この個別の梨香ちゃんは好き。他の√でもいい道化だったと思います(褒め言葉)
叶はTrueで合歓を連れて逃げてたけど、梨香ちゃんルートでも逃げてたよね?Trueでの主人公と合歓のやり取りを見て逃げたのかと思ったけど、梨香ちゃん√でも逃げてるって事はそのやりとり無くても行動を起こしてた(合歓を連れて逃げていた)ってことだよね。そう考えると叶も憎めないんだよね。生まれも育ちも子供は選べないし育った環境が特殊すぎたもの原因の一つだし。仕方ないとは言うのは良くないけど狂って当然だと思う。故に叶推せる。好き。ペットにされたり色々アレだったけど何だかんだああいう叶も嫌いじゃなくてワクワクしたw
叶√の1枚絵も結構好きなんですよね。明らかにBADなんだけど、騙されたままの主人公にとっては幸せなんだろうし個人的には全然嫌いじゃない。滑稽とも言えるけど、そういうの良いよね。
凜音様√は折角2人で頑張って生きていけそうに見えたのになんでそうなった?と言いたくなりましたね。理由は察する事ができるけど。まあキチガイになっても仕方ないよね...でもあのキチガイじみた凜音様嫌いじゃない...むしろちょっと好きだった気がするし私は結構楽しめました。
完全に後戻りは出来なくなってしまっていたけと、それでも最後扉を開いた時に本心では主人公と一緒に生きる事を願っていたんだと分かって凄く嬉しかったです。
Trueではあの状態だったし、本人も助けを望まなかったけど本当に凜音さんらしくて切なかった。叶と凜音さんはゲーム開始時から詰んでしまってるけど、個別ルートはせめてもの救いに思えました。あんなんだけど、あれが凜音さんにとってはベストだったんだろうな。
このゲームは根っからの悪ってキャラがメインにはいないからすごくやるせない。Trueや個別でも救えなかった叶や凜音には本当に幸せになって欲しかった。だけどこの結末好きなんだよなあ。このやるせない感覚が最高に好きでした。
ちなみに先生√は組織から逃げて高飛びしたように見えたけど、あれって本当に脱出してるのかな...?
研究施設から脱出してるようには見えなかったけど、ネタバレ防止の為か描写が曖昧になってたし多分現実で高飛びしたのかな。凄いしたたかだと思ったけど、あの時点ではかなりの超展開でポカンとしてた。この時点では先生の事情も明かせないし先生の個別は1番微妙だったかな。まあ御苑生メイさんだし豚面白かったし声優インタビューが全力で遊んでて面白かったからキャラ的には大好きでした。
Trueに関しては好み分かれるんだろうけど個人的にはあれで納得してます。
本編でも触れられているけどただの無力な一般人にとってたった1人だろうがあんな組織の研究材料を助けるのはまあ不可能ですし。あの状態で数年も経っていて無事とは思えなかったのでそこはご都合主義じゃなくて良かったなと思います。このゲームはご都合主義働いたら台無しだと思うし。おまけに叶も救われないビターエンドでしたが仕方ないと思う。
最初の梨香√は少し可哀想だったけど意外と抵抗なく読めたので案外勧めやすいかも?とは思いました。
他の人を選択すると最初の白い部屋のゲームではほぼ合意のあるHばかりであまり罪悪感を持たなくて済むし。
ただスカトロ系で一瞬吐き気がしたのでやっぱり他の人には勧めがたい...。
あとどの個別も結末はかなり違うけど大まかな流れは一緒なのでその辺に不満持つ人はいそう。個人的にはこういうのも良いと思うけど。
狂気を感じたい人やガチで狂ったキャラが大好きな人には是非勧めたい名作でした。
狂ってるけど憎めない魅力的なキャラが沢山いるのがいい。
個人的には叶、凜音様、合歓の3TOPですね。
ところでモールス信号って結局どこかで使ってたっけ?