近年で定番と化した、ループものと言われる作品の盲点を突いた作品
私が思っていたよりもボリュームがある作品で嬉しかったです
カレン→サラ→リンネ(メインヒロイン)の順に攻略
カレン:通常のギャルゲー
サラ:従来のループものと思わせるミスリードの役割を果たすルートで、後半まんまと引っ掛かりました
凛音:過去、現在、未来、様々な思慮が交差して前頭葉が痛くなり、今後の考察が楽しいメインルート
冬編:トゥルーエンド(真夏編)の前説みたいな感じだったので、先の展開が読める茶番が多く退屈です。殆ど飛ばしてスキップ、最後の最後で「ここが物語のはじまり」と気付かされたのには驚愕
真夏編:凛音ED(現在のリンネ)玖音ED(過去のリンネ)の二つのEDに分岐、凛音EDはハッピーエンドの大円団。玖音EDはこの物語の真相ネタバレ補足ルート
物語の序盤は、主人公は未来から来たのかな?と思わせといて・・・実は文明が滅ぶ前の過去(氷河期)からコールドスリープして未来(現在)にきたってオチ。過去の文明を未来と勘違いして錯覚させていたのが、巧妙で感心しました
それと音楽を担当してる安瀬 聖(あんぜ ひじり)さんの曲がとても良く
「この感情は使命」が流れたときは鳥肌ものでした。
久しぶりにこういう作品に出合えて感謝、このライターさんの今後の活躍に期待してます