違うんよぉ…うちが求めてるもんはこれじゃないんよぉ…
狂気やら死生観、それをテーマにしていて、ばったんばったんヒロインが死んでいくゲームってあんまり無いし、シークレットゲームがかなり自分好みで期待していたが、まぁ案の定やっぱなぁ…という感じでした。
特にやっぱり最序盤ってすごい重要だと思うんですよ。
最初は夕顔の日記から始まって爽やかな日常、よくある学園生活からの絶望。
狂気を扱ってる作品では割りとおなじみのパターンで、やはりその先が気になるのだが
序盤から攻略できる先生ルートをやってこのゲームに対する期待が一気に吹き飛んでしまった。
まずやっぱり色々と設定が無茶がある。
バスでクラスのほとんどが死んだのに簡単に隠蔽できちゃう有能先生にも驚いたが
序盤から友人達を手にかけて疲れきってる主人公、そこから更に幼なじみまで殺して精神崩壊
なんとか先生とセクロスして立ち直るけど、君どんだけ立ち直っちゃうの、あんだけ病んでた主人公が先生ルートに入った瞬間爽やか青少年になりすぎてて逆にコワイわ
そしてタイトルにも書いたが
先生ルートで色々事情があって先生の彼氏役をやるっていうシーンがあり(具体的には少し違うけど)
こういう特殊なテーマの作品でそこらの学園物エロゲでありそうな展開は見とうなかった…
日常では死の恐怖が常に隣り合わせ、そういうゲームでしか見られないようなシーンを期待してたのに
ただのイチャイチャを見せられると正直このゲームじゃなくてもいいよね?って思ってしまう
そんなわけで一気に序盤から期待を削がれた状態でプレイしてると、どんどん悪い方向に進んでしまい。
色々な葛藤の中、仲間を殺していくシーンがただただ胸糞悪いものになって
仲が良かった仲間を殺していくのは泣けるだろう!?って無理やり泣かせにきてるような印象まで受けてしまった。
やはり序盤からこんだけモチベーション下げた状態でプレイするといい部分も良いように見れず、だらだらとプレイして終了。
せめて友人を殺して絶望→立ち直り→友人を殺して絶望→立ち直り、のワンパターン設定じゃなかったら少しは楽しめたのかなぁ…