明穂ルートの最後は割と好きでした。
※最初からフルネタバレですので注意。また、他の作品のネタバレも含んでますので注意です。
今回は明穂編についてのみ
自分は既に「初恋」や、「晴のち菜の花びより」などを先にやってたので、明穂編の最後は特に意外性もなく、綺麗に終われてたという感想を持ちました。
確かに、あの成仏シーンからエンディング挟んでエピローグで生まれ変わり登場っていうのはご都合主義展開にも見えますが、それを言ったら、物語の都合でただ呪われただけで即死してしまった明穂が可愛そうです。
そもそも幽霊とか妖怪がいる作品なのですから、魂の転生や生まれ変わりもあっていいのだと思います。
ちなみにあのまま成仏して終わってれば綺麗に終わってた っていう人がいると思いますが、明穂がどんなことあってもカズちゃんの傍にいるという事を選び続け、最後の最後に再会する誓いをたて、赤い糸で結ばれた事で成仏する事ができたのであって、当然あのエピローグが必要だったんだと思います。(ないと明穂の決意の意味がなくなります)
確かに記憶まで引き継いでたり、見た目が同じっていうのはご都合主義的でしょうが、この世界観なら特に違和感なく受け入れられる気もします。(それだけ明穂の想いが強かったのだろうし)
しかしこの作品主人公がダメダメだ。明穂ルートもそうだし、つばさルートもヘタレの癖に、委員長相手に欲情したりするし、本当にどうしようもない。正直野々埼姉妹は幼馴染で家族だから好意寄せられてるだけだろってくらいしか説得力がない。もっと男見せてほしい。というかこんなナヨナヨした主人公さすがにイライラする。
明穂ルートではちょっと不器用なだけかと思ったけど、つばさルートの委員長への欲情はだめだ。つばさと明穂の間で揺れながら、委員長に欲情するとか最低だよあんた。
つばさは明穂ルートでもすげー健気なのに、主人公がダメすぎる。
主人公に共感が持てなかった点で大きなマイナス要素になってる。