神作
頑張れば人は変われるよっていうことを教えてくれるゲーム。
まぁリアルで頑張っても仕方ないけど。
自分に自信を無くした主人公が、WLOというお節介機関から更生を受けて
自分に自信を付けつつ彼女を作って恋愛しようっていうストーリー。
WLOという機関は規格外れで、とりあえず何でもアリ。
なんでもアリが常に日常に入り込んでくるので
もはや日常なのかギャグなのか分からなくなってくるくらい常に面白い。
またシナリオもとても良くて、主人公の変わりたいという気持ちと
WLOの主人公を変えてあげたいという気持ちがハッキリと伝わって見ていて楽しい話だった。
シナリオのボリュームがかなりあって1日フルプレイしても終わらない。
だからといってダラダラしているわけではなく、本当に必要な描写を書き出したら
ボリュームが膨大になっちゃったくらいどれも大切な話。
そのため1ルートあたりのプレイ時間がマチマチで、多いものだと2倍くらい時間がかかるルートもある。
共通ルートの時点で長すぎるので、人によっては飽きる可能性もあるが
BGMや世界観なども含め楽しむと、意外と読み進められてしまう。
キャラクターも多く、少なくとも20人には立ち絵が用意されている。
声優も豪華で、あの人やあの人やあの人も声を担当している。
じゃあ1人あたりの登場回数はそんなにないのかというと、確かに出番の少ないキャラもいるが
1ルートあたり大体10人は高頻度で登場する。
BGMがとっても良い。なのになんでこのゲームにはサントラが無いのか。
OPED挿入歌もとても良くて、特にEDは各ルートに1曲ずつ用意されている。
LLSも含めて全ての曲がボーカルコレクションに収録されている。
2009年に発売されて現在2023年、たまにこのゲームをプレイしているから
やっぱり自分的には神作なんだろう。