純愛(悲哀)系の最高峰。唯一泣いた作品。
このゲームは明穂ゲームであります。
最初からヒロインは死んでいるため結末は予想できるわけだが、
それに向けての明穂の心情に共感できるかどうかで評価は変わると思う。
私は千早を許したこと、エピローグのアレ、明穂ルートでの主人公のヘタレっぷり
全て納得できた。決してご都合主義ではなく。
設定は少し特殊だが、展開は至って王道。それでもこれだけ評価が高いのは
物語の流れやヒロインの心情がとても細かく丁寧に描かれているためではないかと。
それを凪や雛鳥といった挿入歌で絶妙な演出をし、くすくす氏の優しいCGと相まって
シンプルだが中身の濃い切ない話に仕上がっているからではないだろうか。
感動する話には過度な演出や奇を衒った内容は必要ないということだね。
個人的には屋上での明穂との会話&雛鳥で泣かされた。ありゃ泣くわ…。
さくらシュトラッセ出す前にFD出して欲しかった!