善悪相殺!!
無事にプレイ終了!!充実した内容だった・・・でも長かったなぁ~。その分の達成感と満足感は格別。
ニトロ10周年記念作品ということもあって、作り込みがハンパじゃない。魂削りまくりでしょ!って位のクオリティ。
「善悪相殺」について考えさせられます。正義と悪。それは相反するものではなく同じもの。表裏一体であると。
ここまで考えさせられる作品はなかなかない。よくこんな凄いシナリオ作れたなぁって感動しました。
ただ個人的に言わせてもらうとね、茶々丸√のボリュームがもっと欲しかった・・・
茶々丸が一番好きなのに・・・でも村正(人間バージョン)は反則。三世×二世とか見たかった・・・(妄想)
さて、シリアスな雰囲気の中でギャグ要素がいい味を出してます。個人的には茶々丸×村正の掛け合いが面白かった。時折魅せるギャグは笑わせてくれます。茶々丸と光が協力して景明の夢に介入する所が面白すぎて・・笑
「一身上の都合により」長時間プレイしましたが、やって損は本当にない作品です。
ですが、文章の縦表示やテキストの長さ、言い回しや語彙の難易度から「気軽にプレイしたい人」には受け入れ難い作品かもしれません。ですがそれを凌駕する面白さがこの作品にはあります。戦闘シーンカッコイイし!!
個人的におすすめな環境として、ノーパソよりデスクトップで標準以上の性能、24インチくらいのディスプレイでプレイすると丁度いい環境でプレイ出来ると思います(私の環境そのままですが)
本当に、エロゲーというくくりだけにしてしまうには、もったいない作品。
キャラはメイン・サブ問わず良いキャラづくしです。ダークな雰囲気と一癖も二癖もあります。
誰が一番好きか?それはもちろん!!
「遊佐童心」!!本当にカッコイイ「悪いキャラ」!!てか四公方全部、良いキャラです。
最強キャラは「雷鳥」だったりして(笑)
作品全体のどれをとってもしっかり作り込まれてる。プレイし続けるうちに、どんどん引き込まれる。
戦闘シーンもアツい。「これエロゲーか?」って思ってしまう素晴らしい。
「これは英雄の物語ではない」
最初はとにかくぶっ殺しまくるから「英雄じゃない」かと思ったら全く違くて、最終的に「なるほど」と納得。
とにかくダークな感じが最高で、考えさせられるシーンも沢山。テキスト表現がまた秀逸で、
読んでて飽きない。ちょいと暴力的だったりするシーンもあるけど、「スラッシュダークADV」なんで。
時間があればもう一度最初から全√をじっくりプレイして、村正という作品の究明をしたい。と思うくらいの作品。
まさに名作!!
エロシーンは少なめですが、景明さんがエロシーンの時は本当に「悪鬼」になります。はい。
エロシーンも、単なるエロシーンではなく物語の中の一種の演出としてちゃんと組み込まれている。
首領さんが生きてたら、景明と首領は結婚してたのかな?って思ったり。首領、かわいかったなぁ・・・
やったことのない人は、是非是非プレイしてみてください!!・・・気長にプレイしてね(笑)