素晴らしい
トノイケ氏のテキストを全身で味わえる。どう面白いの?と聞かれてもうまく言えないんだが、作品で描かれる人間の理屈っぽい部分と理屈じゃない部分の両立具合が自分は生身の人間らしくて好きなのかもしれない。自分であれこれ思案して一歩進んだと思ったら、周囲の人との会話を通してまた悩んで、ときには理屈じゃない部分がぽこっと出てきたりして着地する。自分はこれが好きだ。テーマからして、今だとこういうのはなかなか扱えないのだろうか。
加えて☆画野朗さんの絵に、安瀬聖さんのBGM。もうたまらんですね。