バランスが取れてて、かつ音楽的にありきたりな部分ではあるが楽しめた
キャラ一人一人によって方向性が異なるシナリオを用意したことは大いに評価できます。
以下シナリオの概略につきネタバレ注意
アイドルとなったがプロデューサーとの関係に悩むお話、音楽をやる根本的な意義についてのお話、人生や音楽面において新たなる境地を開いていくお話、作品のイメージやスランプのお話、経営面でのお話。
全体的に軽めで主人公がヒロインたちをいざなっていく感じのストーリーです。
少しハラハラする所はありますが鬱展開とかは特にないので、そういった作品がよい方はオススメです。
ただ個人的にはさかハリが超良作ゲーだった為に時期が悪かった感はあります。
お姉ちゃんの話は淡白すぎてちょっと残念だったけど深くしても疲れるだけなので、味気は足りないけどこんなもんかなぁって感じ。
他のキャラの話は音楽をやってれば誰もが若い頃にぶち当たる本当に根本的なところをネタにして、音楽に嗜みのない人がおいてかれない程度に活かしているのでバランス的にもいい感じです。
編曲するシーンはありますがアレはミニゲームというかオマケみたいなもので個人の嗜好で問題ないみたいです。
音楽をやってる身としては失笑を禁じえないところもありますが、楽しかったので無問題ですw
ただしノーディスクプレイ不可のバックウィンドウ停止というのはいただけないなぁ。
間延びしない程度の程よい長さなので別作業をやりながらプレイしたかったです。