トラヴュランスの中では最高のゲームだと思った
個人的にトラヴュランスでいいなと思った作品は、この「尽く3」と「看護しちゃうぞ」である。後者は当時としてはなかなな斬新だった立ち絵の使い方から1キャラに萌え、エロ+萌えから好評価をしており、そしてこちらはエロさから好評価をしている。尽くしてあげちゃうシリーズはトラヴュランスの中でも結構な注目作で、1で認められ、2で強められ、3で完成し、4で失望した。というのが大方の評価のようだ、わたしは4はスルーしたために評価を下すことができないが、3がトラヴ作品の中で素晴らしい位置にあることは認める。ハーレムという概念をとりいれ、短い時間で抜けるゲームを提供したこの作品は、正直エロゲとは何ぞやといったとき、実用性を求める人にとってはすんばらしいものであることはまちがいない。
当時ある意味で斬新だったこの手口だが、最近では類似のものが多く出てきた。(それが多くは兄妹ブランドであるというところはあえて指摘しないが)正直食傷気味になってきたが、2001年時点では抜きゲとしてかなりイイ線行っていたことはまちがいない。いまのヌキゲと比べると明らかに劣るが、それでもこれだけの評価を下したいと思う。
なお私は現在のトラヴュランス作品をプレイしていないので、どう変化したかを指摘することができないが、趣向が変わったところもあるので、現在プレイする予定はない。5については意図的に避けたというよりは書くに書けなかったというところが現実である。