予想を裏切らない,キャラ萌えが楽しめる良作。話の起伏がないわけではなく,しっかりオチがついているので,よくまとまっていると思う。
安定のゆずソフト。
原画はいつもの通りキレイで,予想を裏切らない満足度。
音楽に関して,OPがイイと思っていたのは発売前からだが,ED曲も期待していた以上のよさ。サントラが出るのが待ち遠しい。
毎回なにかとケチが付けられるシナリオ面も,今回はそんなに悪くなかったと思われる。思い切って半ばファンタジーの世界設定にしているからかもしれない。
個人的には,主要4人の中では,愛莉のシナリオだけちょっとタッチが違うように見えた。愛莉以外のヒロインの会話がしっかり織り込まれていて,特に出色の出来でした。
シャーリィ,夕音,真咲の各ルートも,シリアスになり過ぎない起伏があって,しっかり話がまとまっていて,好感触。置いてけぼりになったフラグもない。ちょっと話が暗くなったかなーと思ったらすぐに解決するのが,豆腐メンタルの自分には優しい仕様でした。シャーリィや夕音がちょいちょいネタをはさんでくるのも,良い感じです。
ティアルートはちょっとありがちすぎる,自分にはいまいちなルート展開だったので,一段落ちますが,キャラがかわいいので許せる許せる。ティア先生のきぐるみ立ち絵はよ。
各ヒロインに,制服・普段の私服・水着・寝間着とは別の,デート服が用意されているのも,好感度高いです。