ADV界の新技術。ぬるぬる動きまくる。お話も悪くない。
とにかく新システムのE-moteが話題の当作。
やっぱりとても新鮮でした。そしてこれは他社にも普及していいけばいいなぁなんて思ったり。
髪の慣性表現ON／OFFの切り替えができる点，胸の揺れ方レベルが調整できる点も備えてまさに完璧と言えましょう。
惜しむらくは，シーンジャンプ機能がないことかな。こまめにセーブしないといけないという点は注意。
話としても，あやり×２，涼乃，莉々子，水澄，えくれあの各話ごとに見どころがあって，莉々子以外は個別ルートの内容もTrueに絡んでくるので，構成も悪く無いです。
莉々子ルートはルートでかなり吸引力ありますし，ちょっと他キャラ攻略に行きづらいような余韻もあります。
そしてやっぱりあやりはメインヒロイン。王道を突っ走ります。
涼乃も，冷たくなりすぎず，デレデレしすぎず，いい塩梅のキャラになっていると思います。
ただ，E-moteの差分に時間を割かれたのか，前作の祝福のカンパネラより，お話が短い気がしますね。
惜しむらくはその点でしょうか。
内容ではありませんが，ういんどみるの箱は非常に開けやすく，保管もかさばり過ぎないので，E-moteが導入できない他のエロゲ各社もこの箱の構成だけは見習って欲しいと思います。