絵と声優のレベルと比べると
いささかシナリオと展開に迫力がなかった感じですね。凌辱する側が女のため、どうしても
直情的で刹那的な運びになる点も地味なマイナス。この辺が好きな人は好感を持てるかも
しれませんが、絶対的な凌辱者を好む人は逆転エンドが二つと言う点で萎える気がします。
ねちっこく悪堕ち調教を行うと思っていたら、魔族に転生するシーンを描いているのはフィオルン
しかなく、他はあっさりと「受け入れる」と宣言して次のシーンで既に陥落後が描かれている
と言うのも頂けません。正直、悪堕ちを歌っている割に、ここに期待すると失望することに
なります。
フィオルンルートの町の女の子凌辱は良かったのですが、個人的に元聖女様が男を漁る方が
良かったかな。アイッシュは男漁りですが、騎士がおっさんを犯してもイマイチ面白味が
ない気が(ショタならともかく…)。セルシアは逆に悪堕ち後はあんまり特徴もないので
ヒロインですが特に語ることもないです。
ジェントル絵と声優のひぎぃ声のみと割り切るなら購入もありかな、と言う作品。
ホームページで悪堕ち後の立ち絵を見た時はビビっと来たのになぁ…。