たかが抜きゲー、されど抜きゲー。裸の王様との対比。
コンシューマーとエロゲーという、分野違いはあるものの
同じゲーム業界を扱った裸の王様と比べ、具体的な表現が目立った。
裸の王様において、私が一番気になったのが主人公がゲームについて熱く語るシーン。
・・・何について熱く語っているのか、その内容が一切無い。
スタッフから出されたCGのボツ理由も、自分の魂が震えないから
・・・そこを説明出来ないのは、ただ単にプレゼン能力が無いだけでは。
一方、本作では登場人物それぞれの欠点が明確にされている。
欠点克服→H体験が無いせいだ→じゃあHしよう というわかりやすい流れを作るとともに、現在行っている作業内容を具体的に示すことで修羅場っぷりを上手く表現している。
抜きゲーのHシーンの動機付けと言ってしまえばそこまでである。
しかしせっかく、ゲーム業界を舞台にしたゲームを作るのだからこういった一般の人とは違った仕事内容や悩みなんかを入れた方が面白いと思うし、事実面白かった。
漫画で言うなら吼えろペンみたいな感じ。
内輪ネタと言ってしまえばそこまでだけど、そこは上手く説明を入れれば良い訳で。
話の内容は全然違うけど、らくえん ~あいかわらずなぼく。の場合~も似てるっちゃ似てるかも。
個人的にはアヘ顔が苦手だけど、それでも十分実用的。
抜かず三発でも孕む心配が無い。だって「えろげー」だもん。