某美少女麻雀ゲームのキャラのそっくりさんがたくさん。
まずこのゲーム、発売までに提示された情報がかなり少なかったです。
私は雑誌を講読していないので、公式HPやGetchuが主な情報源なのですが・・・
発売前に公開されたイベントCGは各キャラ1枚ずつのみ。
発売日までにマスターアップ報告無し。
発売日に「マスターアップしました!」→数日後に「好評発売中!」に差し替え。
スケジュールがカツカツだったのかも知れないけど、もうちょっと何か情報を出せなかったのかと思います。
少なくとも、マスターアップ報告は早めにして・・・プレスして流通に乗せる事を考えたら当日に告知とかありえない。
なお、この事前情報が少なかったおかげ(?)で、2人しかいないと思っていた某漫画のそっくりさんのキャラクターが他にもわんさかいる事がプレイ中にわかって笑ってしまいました。
ストーリーは「男は内臓、女は体を売られたくなかったら麻雀でポイント稼げや!」以上。
プレイ時間の7割位は卓囲んでます。シナリオは・・・短い。短いです。
期間も短いので、その期間で急に仲良くなってもイマイチ感情移入出来ません。
Hell Guideもそうでしたが、設定は惹かれるものがありました。例え某麻雀漫画と、某ギャンブル漫画のミックスでも。
しかし薄っぺらい。セリフではシリアスな事を言っていても全く怖くないので盛り上がりません。夜勤病棟と比較するなら・・・ねちっこさが足りない。そんな印象を受けました。
まぁこのゲームの売りは麻雀です。
古の脱衣麻雀に始まり、これまでもいくつかのエロゲーで取り入れられた麻雀。
まず、難易度が選べます。さらに「チョンボ有り」という斬新なルール。
これによって初心者でも、鳴こうがリーチだけだろうがとにかく上がれば問題なく進められます。これは評価。ゲーム内で麻雀のチュートリアルでも入れればもっと初心者向けになったのにとも思いますが。
しかし、このゲームではシナリオを進める以上、勝たないと話になりません。
麻雀をやっているのですから、勝ちを狙いにいくのは当然です。
当然なんですが・・・淡々と麻雀をやっていると、流石に飽きます。
ひたすら麻雀→Hシーン→麻雀・・・私はシナリオがいまひとつだったので、正直「ハンゲで麻雀して、Hシーンは回想で見れたらそっちの方が面白いかな・・・」と思ってしまいました。
前述のように、麻雀パートに非はありません。
カットインも入るので見た目にも面白いですし。
しかし、ただ淡々と麻雀をするだけなら今の時代、フリーゲームで十分なのです。
ここで私がプレイしながら思った妄言を書いていきます。
①コンビ打ちとかどうだろう?
このゲームの最終戦、主人公は選んだヒロインと2人で敵に挑みます。
この時、相方から鳴くという行為が今までと違うなと感じました。
いわゆるオヒキですね。相方が(偶然だろうが)差し込んでくれる。ただの4人打ちとは違った要素があります。
・・・なので、主人公とヒロインが協力して麻雀で勝っていく・・・というストーリーもありなんじゃないかなと思いました。
②チート、必殺技
これは麻雀を純粋に楽しみたい人にとっては邪道です。
しかし打ち方の個性というのは、なかなか表現しにくい物です。
兎のように、登場人物の打ち方を技にする。
麻雀をゲームと割り切るなら、こういった楽しみ方もあると思います。
絵や声に関しては問題ありません。
しかし上記の様に、淡々と麻雀をして、薄いシナリオが進むというのはちょっと勿体無いなと思います。