真実の「愛」の物語
万人にオススメはできないが、伝奇・ホラーゲーの好きな人ならやって損はない。
前作のサクラノモリと同じ路線のゲームだが、個別に入ってからのシナリオはこちらの方が圧倒的におもしろい。途中でだれることもなく一気にラストまでプレイ出来た。
序盤でパニックホラーものと見せかけているが、実際は元彼女と妹の主人公への「愛」がテーマになっている印象を受けた。他の二人のヒロインが霞むほど魅力的なヒロインだった。
他の二人のヒロインは正直あまり魅力を感じなかったが、バッドエンドは最高だった。特に駒子のバッドは元彼女の異常な執着を見ることができ興奮した。適当に付け足したようなバッドエンドではなく、意味のあるバッドエンドになっており、非常に評価できる。
妹の由乃ちゃんや元彼女の杏子ちゃんに魅力を感じる人にとっては神ゲーといえるだろう。
惜しむらくは、杏子ちゃんのメチャクチャなセックスシーンがなかったことだ。