AXL特有の愉快な男キャラたちを交えた、楽しい日常の掛け合いが全く無い。 今作は妖怪お悩み相談がメインで、退屈なテキストが続くイマイチな内容だった。
序盤から主人公の周りを付きまとう桜川ショージ未央がウザかったり、有栖川マーヤの偉そうな態度が鼻につく。
このファンシーな妖怪たち、見た目は可愛いけど主人公を呪い殺す(BADEEND)おっかない存在。
中二病のイケメン(渉)と心は優しい不良(克己)は、良作AXL男衆に比べるとどうしても魅力に欠けた。
◆個別ルート要約
・宝泉 紬√
神社の娘。ツーサイドアップの髪型が可愛い。
妖怪が見えるよう特訓(房中術)を行うが、それがきっかけで封印されていたオサキ(分玉藻尾裂狐)が顕現。
肉体を乗っ取られるがヌシ様や義父、主人公の力で再封印。
オサキを封じ続ける為、ヌシ様の土地を離れず、雪矢と一生を添い遂げる。
・霧生 碧√
相撲好きの町長の娘で、胸が大きい。
子供の頃、神隠しに遭うことで(オイリーが悪い)妖怪嫌いになる。
また、ご先祖が妖怪をいじめてたのが原因で、イジられ体質の呪いを持つ。
財政難から隣町との合併問題が発生。
貴重な遺跡を発見し解決するかと思われたが、隣の町長からの難癖で拝み屋との戦いに発展。
妖怪と力を合わせて解決。
遺跡から湧き上がる温泉で、町は活気付く。
・浅間 杏奈√
従姉妹で昔から主人公のことが好き。
愛娘が大好きな叔父との仁義なき戦いは、ありがちな展開だけど面白い。
妖怪ブームに乗っかっての町おこし。
ローカルアイドルに杏奈が選ばれるが、倉渕とかいう糞Pに目を付けられ、映画と引換に肉体関係を迫られる。
一発殴って町から追い出し、妖怪の追撃と脅迫の証拠で問題解決。
卒業後、役場に就業した主人公と杏奈に子供が出来る。
・芦谷 晴歌√
拝み屋ではなく妖怪ハンターを名乗る理由は、仕事の相棒(内匠)を死なせたのが原因。
上司からは戻ってきて欲しいと願われるが、一部の部下が反感を抱きトラウマを刺激する。
主人公を守るため過去を克服し敵を一蹴。
仕事(保健医)が無くなり組織に戻る晴歌。
学校を卒業した主人公も白の班へと就業する。
・天原 巳凪√
ヌシ様の孫で、癒しの力を行使出来る。
鎮守の森が枯れ始め、それを解決するため、巳凪は森と一体化しようとするが、ショージたちの献身(犠牲)によって解決。
数年後、森と一体化したはずのショージが、主人公と巳凪の子供をあやす為復活する。
主人公がヌシ様の力を与えられた理由とは?(昔の想い人の末裔)
◆エロ、システム
シーン回想枠28(その内エロシーンは23)
システムはフローチャートに似た機能を導入し、一度見たイベントを読み返すのが便利になった。