幸福きゃんきゃん捕獲までの軌跡。
奴との初めての邂逅は時期尚早もいいところ、第一章のエデン地方だった。
レベルも低く、満足に奴の体力を削ることすら叶わず逃がしてしまった。
次相まみえるときまでに、力を付けようと心に誓う。
次なる邂逅は第二章のランスロット地方。
リッシュとグリグラも仲間に加わり充実したパーティー。
逃げられるまでに奴の体力を上手く削ることばかりを考えて、遭遇を心待ちにしていた。
レベル上げを兼ねて連戦し続けた結果、早々に奴との再会を果たすことになったのだが、ここで取り返しのつかないミスを犯していたことに気付く。
槍連撃の直後でBP0、そしてBPジュース無し!
絶望した。
どうしてBPジュースを買っておかなかったのか?
どうしてこのタイミングで遭遇してしまったのか?
奴が4ターンも待ってくれる筈もなく、またもや逃がしてしまった。
有り金全て使ってBPジュースを買いまくった。(ヤケ買い)
三度目の正直ということで、第三章のエルキホーテ地方。
グリグラは手加減攻撃、ラミアスは捕縛技術を覚え、捕獲体制はいよいよ万全に。
次こそは奴を絶対に捕まえてみせると心に誓って、根気よく雑魚を駆逐し続けた。
しかしここで思いもしなかった事態が発生。
グリグラの雑魚殲滅スキル発動直後、全員のレベルが一斉に上がった。(正確に言うと上げられる状態になった)
おいおいおいおい、ちょっと待てよ…?
今何を殲滅したの…?(A.幸福きゃんきゃん)
まさか、そんな、まさか、奴の姿を見ることすら叶わないなんて…。(愕然)
便利スキルを呪いたくなったが、まぁ終わってしまったものは仕方ない。(雑魚殲滅スキル外しながら)
各章で必ず遭遇しているし、この流れから察するに次の章でまた出会うだろうという考えの元、気を取り直して先に進めた。
ハンプティ地方→ハムレット地方→セントラル地方。
七章のラスボス間近まで進めたけれども、奴は一向に出て来なかった。
幸福きゃんきゃんとの遭遇率の低さに、モチベーションを保ち続けることは難しい。
その為当初、大怪獣を全て討伐する気は無かったのだが、そちらに目標を変えて奮闘することにした。
そう、物欲センサーを緩和することで奴との遭遇確率がちょっとでも上がってくれたら…という一縷の望みを抱いていたのは言うまでもない。
パーティー全員のレベルは90を超えて、貯まったお金は全てカナブンにつぎ込んだ。
強敵V2ベベターも気絶ループで難なく倒してしまい、フィールド百景にサブイベントも全て回収。
本格的にやることもなくなり、諦めてラスボス倒すかと思ったそのとき、まさかの船上(海上)で奴と遭遇。(あいつ泳げたのか?)
眠たかった眼は一気に覚めて、手に汗握り、思わず生唾ごっくん。
両手の指と首の骨をバキバキ鳴らし、大捕物の時間がやって参りました!(深夜3時)
初撃グリグラの手加減攻撃で約2割を削る。
(なるほど、奴の体力もこちらに比例して上がっているのか…ならば!)
アスタの攻撃!!(も絶対に耐えられる筈)
連撃発動(ちょっ、おまっ!!こんな時にっ!!!!)
ギリッギリ体力は残って、奴は気絶。
もし今ので幸福きゃんきゃんを殺していたら、私がアスタを殺していただろう。
(まぁ結果オーライなので許す)
キャスリン待機→ラミアス捕獲、いよっしゃーーーー!!
聖母イブよありがとう。
遂に遂に念願の存在を捕縛することが出来ました。
その後ラスボスをサクッと打倒し、イブニクルの物語は幕を閉じたのでした。(フルコンプ)
◆シナリオ要約メモ
聖典イブニクルに書き記された記述は、聖母イブと魔王アダンのエロ話。
イブが創り出した人間は瞬く間に増え続け、個の欲望がぶつかり合い、争いが絶えない世界となった。
人類を滅ぼそうとイブは考えたが、アダンが争いの火種となる人間の欲望を全て吸収。
膨大な欲望は魔王すらも受け止めきれず、身体は飛散しモンスターが誕生した。
アダンの想いを汲み取って、教会の祈りによって欲望を霧散させるシステム(欲望→モンスター)をイブが創り出す。
また、複数の異性との姦通に、殺人を行うとアウトローになる理も、争いを抑止させる為にイブが創り出した。
ドラゴンの頂点QD(クゥ・ドラゴン)とアーサー王は契約を交わす。
ドラゴンは世界の覇権を人間に、アーサーと産まれてくる子供たちは、建国から影となり王国を支えた十二人の魔法使い、円卓の魔女の所有物となること。
五年前に滅んだアーサー王国の王子こそがアスタリスク。
母親である王妃ルトは円卓の魔女の一人で、主人公はドラゴンハーフという稀有な存在。
アーサーの悲劇は、蛇紋の狡猾な計画によって引き起こされた国家間の争い。
エデン王国とセントラル帝国は戦争開戦の直前に、アーサー王国に突如として現れたモンスターの大群を討伐することで、世界の敵は人ではなくモンスターだという意識へと変化する。
この仕掛けを引き起こした人物がアスタリスクの父親トラム。
国と自身を犠牲にし、戦争を回避した立役者は、息子のアスタを姉妹ドラゴンへと託した。
※クゥが泥団子を作るかの如く、一部のモンスターを創造。
まる
まる改(角付けただけ)
ナマリダマ
キノウとキョウの二人とHする為に、騎士を目指すべく旅に出る。
道中、蛇紋の策謀によって困っている女の子を救いつつ、順調にお嫁さんを増やす主人公。
最後まで女子を助けてHするというブレない目標を掲げる。
世界を救うのはあくまでついで。
蛇紋総帥の正体は、教会の前教皇セーデス。
イブニクルを解読する過程で、神格視していた聖母イブの正体を知って心代わり。
聖母の加護を壊し新たな戒律、世界創造を考える。
塩神殿でブラックドラゴン(ミレー)が守護していた黒い聖典イブニクル(QDのメモ書き)を、セントラルの皇子フェルトン(白騎士)が読む。
黒騎士の正体はラミアスの兄、アシュバル。
アーサーの悲劇の最中、零騎士を殺したのがアシュバルの母。
母を殺したアシュバルは、戦闘狂に身を落とすことに気付き、戦争を求めることになる。
セントラル皇帝は、記憶喪失のホームレスのおっさん。
QDは、キャメロットの奥にいる世界最強の存在
暴食のジャバ
ロシュフォールの嫉妬
ロシナンテの強欲
オフィーリアの色欲
アシュバルの怠惰
フェルトンの誇り
蛇紋は全てセーデスの餌を培養するための組織だった。