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isoisoさんのサノバウィッチの長文感想

ユーザー
isoiso
ゲーム
サノバウィッチ
ブランド
ゆずソフト
得点
84

一言コメント

綾地寧々…お前がナンバーワンだ!!

**ネタバレ注意**
ゲームをクリアした人むけのレビューです。

長文感想

数多の萌え豚に良質な餌(可愛いヒロイン)を与え続けてきたゆずソフト。
今作も期待を裏切らな逸品を取り揃え、私を大いに満足させてくれた。

前菜、ちっぱい担当のめぐるを美味しく頂けるのかだけが唯一不安の種であった。
まぁ蓋を開けてみればそんなのは杞憂で、メイン料理と遜色ない出来栄えに思わず垂涎。
テンパると一人称がめぐるになったり、会話の受け答えも
「ふぁ!? と、突然なんしゅかっ」
「ありがとうごじゃっすっ」
と、非常に微笑ましいものとなる。
また、主人公の名前を一切呼ばず、終始センパイ呼びしてくれる彼女は、擬似恋愛のパートナーとしても最高であった。
今作、「夏空カナタ」からずっと出演し続けていた夏野こおりさんが不在なのを知り、酷く落胆していたのだが、遥そらさんの名演技(フェラめっちゃ上手いな!)に股間が救われた。

肉料理のメイン(おっぱい的な意味で)である憧子先輩。
声優の名義から判断出来なかったけれど、水橋かおりさんだったんですね。
正直一番のおかずだと期待していただけに、ミズハスと知ったときは残念な気持ちでいっぱいになってしまった、ごめんなさい。
(※私の中で彼女は、エロい演技が酷く物足りない為)
しかし、そんな期待薄の状態で運ばれてきた料理は、予想に反して大変美味しく、思わず何度も注文せずにはいられなかった。(意訳:枯れ果てた)
いや、もうホント、先輩のはしたないポーズ何なの?エロ過ぎだよ?
こぶいち先生の功績が大きいのは確かだけど、ミズハスの演技も今回は良かったよ、マジで。
こんな演技出来るならもっと他の作品でも頑張ろ?ね?(懇願)
一点不満を付け加えるとしたら、ハロウィンのコスプレ衣装Hが無いこと。
他のヒロインはしっかり完備しているのに何でだよ!?
あんなメチャシコ衣装でエロシーン無いなんて…くっそぉぉおおおおおおお!!(心の慟哭)
コムロードの憧子先輩に温めて貰おう萌え萌えヌクヌクブランケットに憤りをぶつけた。

紬ちゃんはデザート。
お腹いっぱいで満たされているのにすんなりと入ってくる、まさに別腹。
慈愛の女神のような優しさ、主人公を抱きしめ包み込んでくれる彼女に、仕事で疲れ果てた心が何度も癒された。
お返しに頭を撫でてあげたくなるし、その副産物として照れた笑顔に私も笑顔。
これが幸せスパイラルか。
あと、照れ隠しで声にならない攻撃
「~~ッ! ッ! ッ!」
↑これ凄い好き。
立ち絵を見て分かる通り、小さくて大きい(意味深)のも大きなポイント。
つまりロリ巨乳万歳!ってことだな。
声優さんは新人っぽく、隠語は一切喋らなかったが演技力はなかなかあり、好きな声質なので、これから応援していきたい。

和奏は食後のコーヒー…にしては、(内容が)濃かった。
人心地つくハズが、再会系幼馴染?の事実に驚かされ、気づけばライブ映像が挿入され、ゆずソフトの力の入れ具合に虚を突かれた。
個人的にはサブヒロインで、ちっぱいと然程嬉しくもないのだが、「のーぶる☆わーくす」の罪をしっかり覚えているあたりに好感が持てる。

さて、無理矢理当て嵌めた料理の例え話はこの辺でお開き。
見まごう事なき痴女服(魔女服)で衆目を集めた、今作のメインヒロインにして最愛の人物について語ろう。
ゲーム開始30分足らずで痴態を晒し、レイプ目で現実逃避した生粋のオナニスト(こだわりの机!)綾地寧々。
私の中で不動の一位だった、ゆずソフトの歴代ベストヒロイン、矢来美羽を超える(プレイした直後だから補正かかっているかもしれないが)逸材と出会えたことを神(ゆずソフト)に感謝したい、ありがとう。
めぐるの相談中や授業中、時や場所を選ばず発情する彼女。
数年間この発情と付き合い続けてきた割に、隠匿の方法が杜撰で、よく今まで周知されずに生活出来たなと思わずにはいられなかった。
しかしこれは、私に寧々ちゃんを辱めろと与えて下さった、神の奇跡に他ならないだろうと確信。
自虐する度に虚ろな目で落ち込み、涙目からの
「……最悪……最悪です……もうやだ、お家帰るぅ……」(cv桐谷華)
一連の流れが私の心を潤してくれる。
また、衝動的に死になたくなったり、長期記憶される前に主人公に衝撃を与えようとしたり、ダークサイド寧々の異名を冠するに相応しい一面も大好きである。
彼女を見ていると嗜虐心が無性に刺激される為、BISHOPのような主人公で、陵辱調教展開もありだなと思わずにはいられない。
モン猟や野菜を買う際の発言からも分かる通り、淫乱の素養を秘めているに違いない寧々。
愛故に犯し尽くしたいと何度も夢想した。

シナリオについて書き連ねようと思ったが、ヒロインの雑感書けたしもういいや。

余談
モブに溶け込めない圧倒的な存在感を醸し出す、歴戦のヒロインたち。
サノバウィッチを進めるにあたり、背景の彼女たち(妙、由貴、紀子、須美、悠、沙々羅、佐久夜、葵、ひなた、麻夜、灯里、静流、瀬奈、梓、エリナ、美羽、莉音、真咲、夕音、シャーリィ、愛莉)が気になったのは、私だけじゃないと信じたい。