好き者以外には地雷でしかないが。
逆に言えば、嗜好が合う人間には神ゲーとも為りうるだろう。
ストーリーは敢えて言えばおまけのようなものであり、バカゲーの一種と考えて間違いではない。しかし一方で心情描写はしっかりしており、「普通の男」がショタを好きになってしまう過程は丁寧に描かれている。
プレイヤーの抵抗感を少しずつそぎ取っていく戦略は見事だった（褒め言葉）
ただ、個人的にショタ二人が普通に最後「ち○ち○がついてるだけのおにゃのこ」になってしまっているのはちょっと微妙だった。
まあ、宙のほうは最初から「女性になりたいショタ」として描かれているのであまり違和感はないのだが、空については最初あくまで「男の子」として描かれていたため、変化がやや急激すぎるような気もした。最後はエロエロだし。
一方で海は意外なほどの良キャラだったと思う。個別でも可愛いしハーレムルートでのプチ女王様っぷりも愉しい。
海にもついてれば良かったのに……と思うようになったらもはやプレイヤーは末期だろう、うん。え？そういうお前はどうなんだって？
俺の嫁は最初から宙ですよ？ええ本当に（ｒｙ
……と言うわけで、このゲームは駄目人間製造ゲームである。駄目になりたい人以外は回避を薦める。
正常な嗜好の人が迂闊に踏み込むと、戻ってこれなくなるかもしれないから……