抜きゲーとして素直に楽しめた。
えちぃ重視の別ブランドということもあり、今までのリトルウィッチと毛色が違うのかと思ったが特にそんなこともなく。違和感があったのは千鶴の乳くらいだろうか。
魔乳を超えてやや奇乳の域に達しつつあるそれを見ると、
「社長、苦しかったんですね……そんなにロリが描きたかったんですか……」
などと勝手に脳内補完したくなる。すみませんええ本当に。
さておき、全体的には「白詰草話」をもっと抜きゲー寄りにして今の大槍氏の絵でもう一度やってみた、という印象。
当時と比較すると大槍氏の絵は年々線が鋭角的になって来ているような気もするが、未だに新鮮さと初期の魅力は失っていないと思う。
以下、個別ルートについて少々。
>ゆり
センターヒロインなれどえちぃに関しては他二人に食われ気味。お話自体はマクシミリアンに色々持って行かれた印象はあるが良かった。
他のヒロインにも言えるが、全体的に露出プレイ多め。成深先生の密かな性向が伺える。
>千鶴
声がえろい。確かに未だ棒っぽい読みもあるのだけど、全体的にはむしろそれが魅力となっている。殿子に悶絶した人なら満足できるはず。
えちぃでは半泣き顔が多かった印象。
成深先生はこのルートではマジ鬼畜……え?
全ルートで酷いですかそうですね。
千鶴に関しては、途中に誕生日イベントがあったこともあり個別で感情移入しやすかったかもしれない。
>イングリット
グリかわいいよグリ。
個別については何を書いてもネタバレになってしまいそうではあるが、通常こうくるかなーと思うところの逆をついてきたシナリオだったのかな、と思った。
最後の笑顔だけでああああああもう(ry
>その他
サブ勢は雪緒とのえちぃがないとかソフィーとイングリットとの3Pがないとか理央とキルデアには裸体すらないとか些細な問題はあるものの、準メイン級の大人二人には一応えちぃがあったので満足。
メイン三人も含め、全体的にえちぃの尺がやや短め、という印象はあるにしろ、全体の回数の量を考えると仕方ないだろう。
僕自身は短くても「薄い」とは感じなかった。
ただし、いくつかの条件を満たすと見る事の出来る複数プレイについては、個人的にはあくまでおまけな印象。
どうしてもおちゃらけ的にならざるを得ないのが、ハーレムプレイの良い所でもあり悪い所でもあるのだろう。
FFDに関しては、今回いくつかのカットインやエフェクトを除いて目立つかたちではほとんど使われていない……ように思えた。
一方でOPのアニメは非常に出来が良かった。
今のリトルウィッチはFFDだけでない表現を色々模索中、ということなのだろう。
とは言え、次作「シュガーコートフリークス」では一部分でもFFDを全面採用した演出を見てみたい――というのもまた、正直な願望ではあるのだが。