独特な言い回しの文章やシナリオなど好みが分かれるところであり、やや癖のある作品ですが個人的には悪くない印象。エロとヒロインのキャラは個性があってよかったと思います。
時代モノがやりたかったのか、オカルトモノがやりたかったのかそれともエロを重視した作品がやりたかったのか、いまいちはっきりしないという部分においてやや評価が分かれる作品なのかなという気がします。
ただ個人的に時代モノが好きなので、大正時代を舞台にした雰囲気みたいなものはそれなりに味わえましたし、ヒロインのキャラは個性があってよかったと思います。あとエロ方面も結構力が入っていてよかったですが、様々なシチュエーションがあるので、このあたりは好き嫌いがあるかもしれませんね。
私的にはキャラゲーとして楽しめたと思います。ちょっと残念だったのがメインヒロイン3人以外のサブヒロインである遊女3人、特に渡月なんかは結構キャラが立っていてよかったので、攻略ルートがあればなおよかった気がします。
時代考証が…とかあまり深く考えなければ時代モノとして、またキャラとエロ方面は充実していると思うのでそれなりに楽しめると思います。ただ一言でも触れましたが、ちょっと癖がある作品ですので好き嫌いははっきりと分かれる作品だと思いますね。