古い作品ということを考えてもシステム関係が良くない。シナリオも好みとはあわずイマイチだった。
とにかくまずシステム関係の悪さが印象に残った作品。
画面から直接セーブやロードはできないし、セーブ数は選択肢が多い割に20と少ない。さらに音声は非常に聞きとりにくくまた調整しづらいし既読スキップはないと一昔前の作品とはいえ、同じ時期に発売された作品はもうちょっとマシなものが多いような気がするので、このあたりはなんとかしてほしかったですね。もう一つ加えるなら私のPCではコピープロテクトがセキュリティソフトにひっかかり、その都度オフにしないといけなかったのもめんどくさいことこの上なかったですね。
また個人的にシナリオが思っていたのと違い、合わなかったのも評価が低くなった一つの要因です。
あまり個人的にこういうファンタジー系作品はしないのですが、気分転換に妖怪ヒロイン同士のドタバタラブコメをするつもりで購入したものの、ヒロイン同士の絡みは案外と少なく、また意外とメインヒロインがせつないENDを迎えるのが多くで、自分の意図したものと違っていたのも個人的にマイナスでした。（文句なしのハッピーエンドもありますけどね）もっとおバカなノリの明るい作品に徹すればよかったんじゃないかなと思います。
主人公やヒロインもこれまたもう一つでキャラゲーとして見た場合もイマイチの出来。正直あまりこれがいいというものがなく、個人的にはお勧めしづらい作品でしたね。