純文学だといってもいいような作品だと思いました。シナリオが素晴らしいです。
巧みに表現した人生観、これは本当に「純文学」といったかんじです。
話は、この手のゲームとしては割とよくある感じですが、なにより驚かされたのがライターの力量。
ただ淡々と物語を進めていくだけでなく、主人公やヒロインの深い考え、これを上手く表現しています。
その点ではとても文学的作品だと言えますが、それに加えてしっかりとギャルゲー的要素も上手く取り入れています。
ちょうどいい具合の萌え要素、これが不自然なく取り入れられているので、
ギャルゲーが好きな人は熱中してしまうでしょう。
マイナス要素としては、CGの少なさでしょうか。
音楽はとても素晴らしいです。