キラ☆キラ in DEARDROPSって感じ
当然のことだけどテキストはDEARDROPS風味
残念だったのはキラ☆キラ本編での鹿君の掴み所のないあの雰囲気が出てなかったこと
周りに悩みや愚痴をなかなか零さないのが鹿君のパーソナリティなのであって
だからこそ、TRUE ENDで村上に対してポロッと真相を打ち明けちゃったあのシーンとかが意味を持ってくるわけで
愚痴愚痴する彼を見たくなかった
内容には結構満足
d2bの面々(+村上)の姿がまた見られただけで買う価値がある
全体的にシリアスなペースで進められ、キラ☆キラ的コメディ成分が足りなかった気もするが、サウンドノベル形式だししょうがないかなとも思う
きらりの性格と言うか雰囲気がだいぶ変わっている気がするが、これも致し方ない
キラ☆キラ本編でのきらりは人間としてあまりに完璧すぎて、そのまま持ってきちゃうとどうしても律穂がキャラとして弱くなってしまう
その辺のバランスを取るのは難しい作業だったと思うけど、大きな破綻もなくいい出来だった
短いが、両作をやっている人になら値段相応の価値はある作品、かな