理知的な口調で弟ラブラブ光線を発するお姉ちゃんはいいものです。たとえおちんちんが生えていたとしても。むしろそれがいいのだし、姉が駄目なら弟くんで抜いちゃえよもう!
最近は安定した出来栄えを見せるフリルボーイの新作と聞いては、買うしかない。
それで速攻プレイして速攻抜いてクリアしたわけさ。
でも賢者のまま毎日仕事に追われて、いつの間にかサンタさんも帰っちゃって、流石にいかんと気合注入。Yesちんちん!
プレイ前にコンフィグで色々弄るのは紳士の嗜みであるが、前作以上にシステム周りが整備されておる。
そして今作は主人公にも声がついており、これは弟くんでも抜けるに違いないという期待で胸とおちんちんが膨らむ。
期待通りに弟くんは受け体質で、お姉ちゃん相手に必死に腰を振る様は実に良い。
受けルートに行くと、女装した上にアナル処女をお姉ちゃんに奪われるという、何だかよく分からんが素晴らしいシチュもある。
逆に攻めルートもあり、ちょっぴり奮闘する弟くんに振り回されるお姉ちゃんがかわいい。
どちらにせよ終始ラブラブな雰囲気は変わらないので、安心して男の娘タイムを楽しめるだろう。
しかし、個人的に引っ掛かったのは、どうもまとまりが良すぎる気がした事だ。
近親しかも同性という高いハードルを、姉が兄でも綺麗だし好きだし・・・問題ない!と冒頭の葛藤であっさりと越えてしまう。
「男の娘は所詮おちんちんの生えたロリ」と揶揄される事もあるが、だからこそ抵抗感は薄いし、物足りなくもある。
終始うだうだと悩み続ける二人を見るのも微妙だが、もう少し溜めがあっても良かったのではないだろうか。
抜きと話のバランスは難しい。
特に今作では主人公ボイスにもリソースを使って、余裕がなかったのだろう。
しかし、エロの前後に日常を添えて数珠繋ぎにした構成では、折角のお姉ちゃんのキャラが勿体なくも思う。
マイナージャンルで頑張るサークルさんに、安定の更に上を求めるのは欲張りかもしれない。
それでも、デビューから成長を見守ってきたおっさんとしては、やはり次にも期待しようと思います。