悪趣味なご領主様と寵姫様に踏み抜かれたバージンロード、他人の不幸は蜜の味。俺の不幸も蜜の味。あれ？ まあいいや、おまたがきゅんきゅんするエロに祭りに楽しいのぅ、きしゃしゃしゃしゃ！
雨傘日傘事務所といえば、萌えと燃えとエロを足して割らずに画面演出で更に倍プッシュしちゃう、同人マニアの心を捉えて離さないサークルさん。
私はエロに釣られてナレットから始めた新参者だが、その労力と出来栄え、世界観の作り込みが並でない事はすぐに分かった。
しかも作者が本当に好きで作ってるのが伝わってくるから、熱心なファンが多いのにもすぐに納得したのだった。
などと客観を装いつつ、俺も既にファンと化してる気がしないでもない。
だが熱心な布教活動は逆効果の場合もあるし、この冷静なテンションで文を進めようと思うひょー褐色だぜスワップだぜあにゃるだぜー！！！
んな、ちんけなレビューじゃあ客は増えんから、このご領主様が直々に宣伝してやろう、きしゃしゃしゃしゃ！
まずは俺様キメラ侯、雨傘日傘作品の主人公なのに戦闘キャラでなく頭脳担当というステキなナイスガイだ。
俺様のギガチンコと巧みな調教によって、酒場の嫁だろうが従属騎士の嫁だろうが占い師だろうがメロメロにしちまうワケだ。
もちろん俺が無理矢理に新婦を寝取るんじゃなく、制度として「初夜権謙譲」というものがあるから仕事として仕方なくだな、
それに今じゃ形骸化して、税金で済んだり晩酌に付き合うだけで済んだりと、まあ社会ってのはそんなもんだ。
それに領主側だって代わりに寵姫を差し出すのだから、お互い様なのさ。
なーんて建前はさておき、稀に律儀の嫁を寄越すヤツもいるもんで、そんときゃ俺も存分に楽しませてもらうってワケ、しっしっし。
ただなぁ、大概そーゆーのは訳アリでもんで、一緒にトラブルまで引っ付いてくるんだわ。
酒場の嫁スノウフレークは姑と折り合いが悪く、今回の件で旦那とも揉めちまって居づらくなって、城砦でメイドの仕事を始めやがった。
こののほほんとしたたぬきメイドは、暗闇の通路から現れやがる。しかもあにゃる調教したら、うんうんぶりぶりまでハマっちまいやがった。
旦那も旦那で、借金返済のウチの寵姫を利用して乱交にしちまうたぁ、どっちもたぬきだぜ。浴尿までさせるし。
んで、帰ってきた寵姫殿は不幸に打ちひしがれ…お肌ツヤツヤで元気いっぱいだな。まったくクロユリ先輩はネコかぶりのナイスガイっす。
「「幸せいっぱいの新郎新婦を蹂躙するのは楽しいのぅ、きしゃしゃしゃしゃ！」」
堅物の眼鏡騎士の嫁ルヴィナスも堅物眼鏡騎士で、流石に何もないと思ったら律儀に夜伽すると言い出し、更にいらん話まで持ってきやがった。
これはマズいな…俺様は弱みを握るのは大好きだが、弱みを握られるのは大嫌いなんだ。よし、この年増眼鏡を徹底調教するしかねぇ…！
幸い、この淫乱は地下牢で囚人達に無様なアヘ顔を晒す快楽にドハマり、領主様専用性処理肉便器の宣言をしてくれてハッピーエンドだ。
ヨシュ坊の方も童貞食いに舌なめずりするクロユリ先輩の手で、若いちんこがKOするまで骨抜きにされたようで。
が、ここで話は終わらねぇからやっぱり女はこええ。年増眼鏡の子供を認知する未来想像して胃の痛い日々を送ったぞオラァ！
時間は少し遡り、腐れ縁の人形師が人形みたいな占い師の嫁キバナを連れてきやがった。
あのー、お前さんが初夜権謙譲するの三度目ですよね。二度とも嫁捨ててきましたよね。はした金で済むんだから払って帰れや！
…結局物静かな娘っ子に何故か懐かれて、終いにゃ絶滅危惧種の処女までもらっちまった。乳首とアナルのは占い用の装具らしい。
ブブの馬鹿野郎？ あいつは今回もウチの寵姫を城砦前にポイして、嫁もそのままポイして消えちまったよ。
二人の間には何かあるようだが、あのクロユリ先輩が一方的に攻められたらしいが、俺は知らんし聞かん。
キバナは本人の希望を聞き、城砦お抱えの占い師とした。えらく評判がいいが、何か最近俺の身辺で妙に事故が多いのは気のせいですかね。
ん？雨傘日傘名物の戦闘シーンはどうしたかって？ だから最初に俺は頭脳キャラって言ったろ、んな物騒なもんはナシだナシ。
俺はクロユリ先輩と一緒に百合の花園覗いたり、眼鏡夫婦の情事覗いたりで忙しいん…あのーキバナさん、その物騒なもの仕舞いましょうね。
まったくこっちは祭りでつまらん付き合いまでせにゃならんのに、結局クロユリと深酒しっぽりしちまって、ギガチンポも休む暇ねぇわー。
―To be Contenued
とまあ、こんな感じでメガチンコを弄りつつ一気にプレイしたのさ。もちろんメガは見栄だけど。
まさか戦闘シーンがほんのオマケで、終始コメディで通すとは思わなかったから、ちょっとびっくりしたが満足だ。
だってエロシーンがホントにエロいんだもの。
文章のセンテンスごとにころころと変化していく演出は健在で、それを今回は惜しみなくエロに注ぎ込んでいる。
AEアニメみたくただのループじゃないから、挿入や射精の瞬間の反応だけで抜ける。これって何気にすごいと思うんですよ。
スノウフレークのガチうんうんは一回だけで、後はギャグ的に省略は残念だったが、全体にアナル多数で放屁やスパンキングも充実。
メガネババアはだらしない身体だし、クロユリは娼館で晒し者になった上に温泉浣腸されるし、キバナは紐ボンデージだし、ハァハァじゃよ。
テキストとしては、ナレットでのイメージ喚起とは異なり、ストレートでオラァ！と勢い溢れる文章で、
おにゃんことかけつにゃんことかギガチンポとか、慣れるまで笑って駄目だったけど、迫力ある効果音同様に慣れるから大丈夫！
しかし絵は初期と比べて随分とこなれたなぁ。ナレット辺りから俺好みすぎて困るぜ。
話の方は、粗筋以上のネタバレするつもりはないが、重い部分はさらりと流してコメディに徹しているのが好印象。
燃えの部分については、続きの話に期待したい。キメラ侯もクロユリも他ヒロインももっと見れるならうれしいしね。
とにかく折角エロ方面の間口を広げてくれたんだ。エロい人はさっさとクロユリ先輩と一緒にハァハァしようぜ！