酒の席で盛り上がりすぎて二日酔いになってしまい、何とか腹に入りそうな今日のおかずを探したら、またもや鼻フックだったでござる。
YU-NOやEver17をクリアした後、しばらく作品が頭から離れず、タイトル音楽が延々とリフレインする酩酊状態になった事があります。
今、euphoriaのテーマ曲が頭の中で流れ続け、エロゲにもエロマンガにも食指が伸びない、脱力状態になっています。
しかし「疲れマラ」という言葉があるように、男の下半身というのは上半身の気持ちなど構いやしません。
仕方ないので何とか口に入りそうなオカズを探すも、ヒロインに感情移入を要求されるのは今の胃袋には厳しい感じ。
こういう時は、お茶漬けみたいにお手軽なのが良いだろう。そう思う私の前に「今日のおかず」系列の鼻フックな暖簾が。
目には目を、歯には歯をと言うし、鼻フック目当てでカウンターKOされた私には、偶然でも貴重な連続鼻フックが良いのかもしれない。
うん、ここにしよう。こうして、私は孤独のグルメのゴローさんよろしく、店の中へと入っていったのだった。
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寝取られとしては、即堕ちで格別美味しくはないが濃い味で、ヒロイン変装というスパイスもそれなりに効いていた。
主人公がよくいるヘタレ系じゃなくジャイアンで、超人ちんこパワーの低さも相まって、スネオに寝取られるのも結構新鮮だった。
アヘ度はなかなか高いが、euphoriaで舌の感覚が麻痺してる私には、突き抜けた魅力にはならなかった。
出てきた食事を一品ずつ平らげていくも、今の私には物足りない。やはり残しておいた鼻フックの3P和えに期待するか。
・・・うん、業界オヤジの脂っこいしつこさと、素人にネタを求めるお笑い芸人の薄情さが、刺激的な鼻フックに調和している。
素材となった妻には、調理前の貞淑さなど微塵もないが、所詮は原産地の怪しいお買い得妻。出来上がった味だけなら良い感じだ、ふぅ
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こうして、軽いオカズで一発分だけ身を軽くした私は、店を出た。
お前の体調なんざ知ったこっちゃねーよ、と雑踏から聞こえた気もしたが、作品の美味しさはそれ単体で成り立つ訳ではないのだ。
そう、誰かへと言い訳をしつつ、心の復調を感じ始めた私は、孤独のエログルメ気取りで次の店を探すのだったとさ。