「もう、やめて……！これ以上俺の身体(ちんこ)を穢さないで……！」 ああ、そうか。古人の忠告は本当だったんだ…
君望をプレイした人が言っていたじゃないか、メガネで緑髪の医療関係者には気をつけろと。
つまりはそういう事だ。まあ俺はネタバレ聞いてから喜び勇んで地雷女を踏みに来たんですけどね！
ただそれでも第一印象で覚えた地味さを翻すには足りなかった気がします。
匂いフェチな幼馴染、マゾ気質な生徒会長、いずれも昨今のエロインフレした業界では後続集団に埋もれてしまいそう。
謎の少女エルもガチロリな方には大きすぎるでしょうが、作品全体で相対的に見ると良い感じに天然淫乱なロリっ子になっています。
よし、これを相対性炉理論として学会に提唱すれば大反響間違いなしだよ、お兄ちゃん！
キャラ選択式の抜きゲーなので日常シーンはキャラ紹介程度だが、Hと合わせて変遷していくヒロインを描けていると思う。
主人公もよくいる鈍感モテ型だが、床上でエッチする前に自分の上着を敷物にしたり、ナチュラルにモテるのも納得の描写がされている。
シナリオによっては投げっぱなしだが、特に序盤は一貫した姉への愛、そして周りへの罪悪感があるのは良い。
そういう出来た主人公なので、壊れていくヒロインを常に気遣うのは分かるけど、やはり後半はもっとアクセルを踏んでほしかった。
幼馴染や生徒会長は選択によって純愛or堕ち(ボテ)ENDになるけど、純愛ルートの方がH数が多いのはバランスよりもヌルさを感じてしまった。
エルの場合は「LO愛読者になるの？それとも処分して普通の姉スキーに戻るの？」的なきゅんとする展開で、ボテ腹ENDもあったのは俺得。
メガネ先生の場合は、そもそも選択肢を与えてくれませんでした。かなでおねえさまのおしっこおいしいです。
エロの傾向はキャラ毎に異なるが、全体にオナニーが本番に次ぐ多さだったのが目を引いた。
特にエルが「エッチなエルを見てぇ、お兄ちゃんもいっしょにシコシコしてぇ！」とラブラブロリビッチで、実に良い。
昨今のエロ事情を考慮してか、今作でもアヘ顔が導入されてるが、射精時にややアヘる程度なので、苦手な方も安心な仕様。
でも終盤は少しだけ強めかも。これも特にエルの表情が、アヘ前の蕩け顔含めて良い感じでした。
印象に残ったエロとしては、まずやはりメガネルート後半。
徐々にヤンデレ化して脅迫、監禁にまで突き進み、お薬＆尿道＆アナル弄り、筋弛緩剤＆手コキ、お薬で妹化洗脳＆女装とやりたい放題。
主人公も女装後は声がつくヤミツキ仕様で、喜んで足コキ・ディルドーで逆アナル・ひたすらオナニーと、頭も身体もおかしい状態に。
ただウィッグも相まって、主人公に投影するよりも遥人きゅんを眺める感じになってしまい、それがマゾ的には残念でした。
会長ルートでは、序盤のスパンキング、本人がマゾを認めた後のご奉仕途中の脱糞ショー。
しっかり者の自分が本当はこんなに変態だと知ってほしくて、おならが出るほどいきんで見事な一本糞をひり出す姿に感動した！
ええ、もちろん主人公同様にご主人様として愛しましたよ。ただその後は普通のエッチばかりなのは、ご主人様失格だと思う。
あと真面目な場面で「大丈夫だ、問題ない」とか言われても吹いてしまうんですけど、俺が悪いんですか。
幼馴染の匂いフェチ描写はこれぞといったのがなくて残念。快楽に壊れたボテ腹ENDくらいかな。
このルートは結構エルが絡んで、エッチ前後で幼馴染を変態をなじるのが良かったので、もっと絡ませてほしかった。
あと複数ライターの為か、このルートでは挿入してからの尺が全般に短いように感じました。
エルは基本普通のエッチだが全般にエロく、あと一部精力で大人体型に変身するシーンがあった。
声も大人びるけど中身はお兄ちゃん大好きなエルのまんまなので、ギャップがあって良かった。
体型を子供か大人か選ぶ時、ロリコン疑惑で白い目を向けられたり、子供のエルに主人公が気遣ったりは細やかな配慮だと思う。
ただお風呂エッチで絶頂放尿した時、ちゃんとおしっこ差分がなかったのは配慮が足りないと思います。
エルルートはEND分岐も多く、単独ロリボテ、4人ハーレム、4人ハーレムボテ、姉＆大人エルボテ、とほっこりお腹まみれで幸せに。
姉はH数が最小なので、姉目当ての方はご注意を。睡眠姦に心の声とか入れなければ、近親との相乗で効果はばつぐんだったのになぁ。
姉ルートでエルとの別れは、子供らしく駄々をこねるのが逆に新鮮できゅんときた。まあ最後はご都合でもハッピーならば良し。
でもやっぱり俺は子供体型のエルに戻ってきてほしかったんじゃー！