ErogameScape -エロゲー批評空間-

imotaさんのWhite ~blanche comme la lune~の長文感想

ユーザー
imota
ゲーム
White ~blanche comme la lune~
ブランド
ねこねこソフト
得点
60
参照数
2256

一言コメント

それでも妹を愛してる!(幼子達のおしっこまみれの姿で)

**ネタバレ注意**
ゲームをクリアした人むけのレビューです。

長文感想

俺の名は才賀・imota・重朝。エロゲー批評空間と脳内契約して、あらゆる変態シチュの生存確認をするフリーのオプだ。
今回の仕事は与那国島方面か。なるほど、確かにハワワでツンデレな少女達のおしっこのニオイがする。ババアのおしっこは…まだ不明だ。

主人公たる俺には当然の如く妹がいるが、兄妹ふたりっきりな以上、仕事は選べない。俺は心配するほたるを優しく諭す。
「たったいま俺は無性にオシッコシーンが見たくなったから帰るって言ってンだよ!」

しかし、辿り着いた先は想像以上に無垢で、萌えゲーな世界だった。
大股開きで乳首ポロリな寝姿、スカートめくり&パンツ下ろし、パンツ丸見え&ノーパンで縄跳び、お風呂で転んで大股開き、トップレス水着で日光浴
な少女達の姿を慈しむように見守る俺の姿など、誰が想像しただろうか。エロ目的で炉利ホムンクルスを作って改心するパパは実在したのだ。


しかし改心したかに見える俺でも、おしっこについては別だ。別腹だ。というか腹いっぱい飲ませてくれ!
…いかん、パトカーや救急車が近づいてきた。紳士は常に冷静たらねばな。とりあえずレモンティーを一杯、ジャムではなくマーマレードでもなく蜂蜜で。

結論からいうと、憧れの王子様がいないのと同じ様に、俺を完全に満たすほどの黄金水は存在しなかった。
そりゃ無垢な世界にぢたま某ばりの聖水を求めるのが間違っている。コメディな雰囲気の中で喉を潤しつつ満足するのが正しいのだ。

それでも、マリカの初対面で会話しながら茂みで放尿、寝ぼけるマリカを緊急避難で抱きかかえしーしー、の放出中の天然無防備っぷり、
何故か対抗するブリジットの露出放尿、また対抗して寝たふりするブリジットを抱きかかえ着衣orノーパンしーしー、の照れっぷり、
夜ベッドに潜り込んだ寝相の悪いマリカが、寝ぼけたまま顔面騎乗の着衣・ノーパンでおしっこを浴びせる上級者プレイ、
とある事情で人形みたいになったマリカが、ゴスロリ姿で椅子に座ったままお漏らしする、流石に悲しい要介護状態、
それらに対し、基本アホな選択をしつつ紳士として成長する漢の姿も合わせて、尿銀河の歴史がまた1ページ増えた事を感じさせてくれるのだ。


しかし、俺が少女達とキャッキャウフフして間に、妹のほたるは女装子のレンとくっついてしまった。
実はルート次第ではレンが主人公になるが事前情報はなく、妹は兄と結ばれるのが当然なエロゲにおいては、寝取られ級のダメージになった模様。
妹目的だった方にはご愁傷様としか言えないが、寝取られ紳士としては一応そっち方面へも報告する義務があるだろう。

これも結論からいうと、それ目的で突撃するほどではないが、スパイスが効いて何となく癖になる味わいだ。
何せ共通では「お兄ちゃんお兄ちゃん!…あれレン君いたの?」な妹が、何故か個別では旅館で急接近してお猿さんになってしまう。
途中で妹を案じて乱入するも基本ピエロ扱いでコメディ調だが、後で真実を知って憤死する兄の姿を真面目に想像すると鬱勃起しそう。

複数ライターの為か処女喪失からエッチ全開で、2回目は騎上位で攻守交替、3回目はレンがお風呂に入るの見て「…来ちゃった」とフェラ&後輩位。
2回目は兄とカナンの目を盗んで、3回目は直前に兄視点で「兄妹離れのちょっといい話」にしといて、浴衣から裸に立ち絵変化するのがひどい。
初回以外は膣出しで流れ星に安産祈願して、3回目でもうエッチに腰振る、何故かCGではおっぱい大きめな妹なんて、お兄ちゃんもう知らないっ!


と逃避した先のカナンルートでもレンが主人公でエッチしてやがった。
だが俺は元々カナンに恋愛感情を抱いてた訳でないので、彼女達の秘密を覗くような少しドキドキした気持ちで見守れた。
っておまけルートで俺のお宝本が盗られた上にアナルセックスしてやがるー!ああ俺もロリアナルを満喫したかったしたかった(ry


後半のシリアス展開については、他のもっと適任なオプが報告してくれるだろう。
俺が言えるのは、シナリオでキャラへの愛情が深まれば、その分おしっこの味にも深みが出るだろうという事だけだ。
日常については、全般的に省略されつつ進むので好みが出るかも。俺はエロ人間だからこのくらいでむしろ丁度良かったが。

ちなみに余談だが、尿紳士として最もお世話になっているエロゲを挙げるなら「ときどきパクッちゃお!」である。
普通のエロシーンは全く抜けないが、とあるシナリオで憎き敵役が形勢逆転で恐怖失禁する様はスカッとさわやか、立ち絵CG変化のみでも最高だった。
ついでに「天使のいない12月」への評価も、しーちゃんのしーしーシーンに負うところが大きい事も記しておこう。

つまり良きおしっこは、抜きゲ的な量や濃さを必ずしも必要とせず、たったひと染みでもシーツの上に鮮やかな世界地図を描くのだ。
って思い出した!何でおねしょにあれだけ言及して肝心のCGがないんじゃー!


すいません、やはり私にはこの無垢な世界にいる資格がないようです。さようなら、ほたる、マリカ、ブリジット。
そして俺はこの世界との決別の意味を込めて、我がベレッタの弾丸を解き放つのだった。ふぅ・・・