設定への肉付けに物足りなさもあるが、舞台設定自体が貴重でエロい作品。何でも受容する癒し系母親よりも、性悪サドビッチ双子の方が魅力的なのはうれしいけど困る。母親の喘ぎと寝取られは不満だが、展開に幅があって近親露出マゾ的には良かったです。
大まかな話の構成
・近親相姦好きの為の親子覆面ショー⇒顔出し妊娠・出産ショールート(おまけで復讐・脱出ルート)
・近親NTR好きの為の落札売春覗き⇒親子対面売春・スワップショー⇒級友輪姦でもハッピールート
・性悪ビッチ好きマゾの為のセックス特訓⇒学校で性的イジメ⇒不良達の暴走凌辱orビッチデレ和姦ルート
主要キャラの雑感
・悠 :良くも悪くも甘ちゃんな主人公。マザコンでルートによってはキモい。美少年設定は一部の顔見せCGくらい。
ちんこは大きいが早漏で、童貞故にテクもなく、とにかく序盤は女性主導で自信喪失に苛まれる。
・清華 :一貫して優しい母親。理不尽も受け入れ、情事中も常に気遣い、内面描写もないので、葛藤好きは妄想力が必要。
喘ぎ声がNo.1売れっ子とは思えず、特にちゃぱ音は駄目。どんな形でも揺るがない親子愛が印象的。
・茜 :悠いじめに余念のない性悪な双子女。猫かぶりだが脱ぐと非常にあけすけで、マゾには日常会話すらご褒美。
輪姦すら利用する逞しさだが、一転デレると普通の乙女に。ギャップ萌えいいよね…ってありすぎたよ!
・正樹 :双子の片割れの美青年。茜同様敵対者だが、一歩引いたスタンスで敵味方不明なところも。売春ないのが残念。
・真理子:嫌なオバサンもとい娼館の支配者。エロでは悪くない印象だが、おまけ程度しかないのでやっぱり嫌なオバサン。
シチュ別の感想
近親属性としては、母親が一貫して母親の顔を失わないのが面白い。
もちろん感じて牝の顔にもなるのだが、それでも家庭での表の顔と変わらぬ気遣いを見せるので、やはりお母さんだと思えてしまう。
母親側からの拒絶が見えないので、背徳感は主人公の心の揺れに依存する。
母を助けたい思いと良識との葛藤、中々できない真理子への返事、仮面という条件を飲ませての親子ショー、と簡単には一線を越えないのは良い。
が、一度母の身体を味わってしまうとどんどん深みへ嵌っていき、妊娠出産ショーという狂気も借金返済と天秤に考えてしまうほどに。
結局ステージ上で正体を明らかにし、態々排卵剤を使い、放尿で妊娠検査をし、親子立会で出産と、背徳行為がとことん見世物に。
顔出し反応の弱さは微妙。お約束だがお母さんの膣内に射精して!孕ませて!な台詞は良い。出産ショーが後略されるのは非常に残念。
妊娠の為に双子に家庭の安息までが壊され、夫婦のベッドで亡き夫の写真立ち会いでセックス。二人だけでもサボらずに励めと命令。
これもベタだがあなた見ないでぇな生の声が聞ける、命令を建前に朝フェラしてくるバレバレっぷりは可愛い。
親子関係から恋人関係への移行は、妊娠行為を通じて何となく自然に。いつの間にか母の性感帯を覚えてしまったのは良かったです。
露出属性は前面に押し出してはいないが、全編を通してある。
ステージ下の観客、マジックミラーやカメラ完備な個室、茜とのセックス特訓も正樹の立ち会い、いじめが始まると皆の前で晒し者。
観客の口出しはほとんどないが、主人公が反応を気にしながら行為に励む描写。正樹の立ち会いはスパイスというより妙に落ち着かない感じ。
清華も茜も仕事で慣れているので、見られて恥ずかしがる女性好きはご注意を。
マゾ属性なシーン数は多くないが、その分印象が強い。
覆面で息子と気付かれないまま、ステージで母にアナルを十分に弄られ、ペニバンで処女まで奪われ、徐々に痛みが快楽に変わって絶頂。
正体隠さないといけないのに思わず「お母さん、助けて!」と叫ぶと、「残念ね、貴方のお母さんはここにいないわ」のやり取りは良かった。
教室で母のDVDを見せられてながら、級友達に揶揄されつつ、制服茜に足コキで、ブルマ茜にオナホコキで惨めにイかされる。
普通のセックスも茜には下手くそ連呼されて自信喪失。少し上達したと思っても正樹の駄目出し。指摘が適切なので奉仕の勉強的には面白い。
日常シーンでも、真理子や双子には借金だけでなく性格的にも上下関係になっており、屈服好きにはご褒美だらけかも。
特に母親を抱く事を断り続けると、最終警告後に友人の振りを止めて無視されて、クラスを巻き込んで追い込んでくるのは良かったです。
寝取られ属性はルートがあるくらい充実してるが、近親NTR属性を持っているか次第。
家族は恋人や妻ではないが、大切な相手を他の男に奪われる痛み、山文京伝が言うところの喪失感を感じられるならば問題ないと思う。
ただ清華も悠も何があってもお互いが一番なので、心まで寝取られるのが好きな人には微妙かと。
「犯されているお母さん、いやらしくてきれいだ…」「悠ちゃんが私を見て喜んでる…分かったわもっと見てぇ」うんお前ら変態だ。
前半は母親の仕事風景を鬱勃起しながら覗き、隣にいる真理子や双子も喜々として主人公を煽ってくれるので、こちらの方が分かりやすい。
おおよそのシチュエーションとしては、個室やステージで常連客に抱かれる以外に
・正樹とステージでダンスしながら(覗き)・父の知り合いを招待してステージで・正樹×清華と悠×真理子のスワッピングステージ
・家に招待した級友達に輪姦・特別落札でサド客に緊縛ムチ打ちフィスト・妊娠安定期で客に膣出しされ帰宅した母を嫉妬セックス
茜は攻略ルートはあるが基本的に敵対者なので、主人公視点では寝取られ感は微妙なところ。
・個室で中年親父とセックス後アナル舐め・客3人と輪姦プレイ・暴走した不良達に輪姦(選択肢で未遂に)
茜編
ただのサブキャラと思いきや攻略ルートがあり、非エロCGも複数あり、恋愛展開まであり、ほぼ全員がハッピーエンドと力が入っている。
ただ自業自得で母が酷い目に遭ってるのに「ひどいよ!お願い止めさせて!お母さんお母さんお母さん!」と甘ちゃんな悠は素でキモい。
しかし学校で茜達にいじめられても、体調不良な母の代理で接客する茜を心配し、仕事する訳を気にする甘ちゃんなのはちょっとすごい。
生意気さが災いして不良達に襲われている茜を身体を張って助けると、あまりのお人好し振りに流石の茜達も毒気を抜かれてしまう。
凌辱未遂で男性恐怖症な茜を心配するうちに情が移り、特訓再開と称して茜を労わるセックス。デレ直前の和姦まで至った事に感無量。
仕事中に助けを求めてきた茜を連れ出して逃避行。愛を確かめ合うセックスは流石に恥ずかしい。デレすぎて誰だお前状態な気が。
ちなみに不良達を止めないと、全然凌辱になってない茜無双な展開を楽しめます。あと復讐ルートでも凌辱描写はおまけ程度です。
最後に色々と
・喘ぎ声が弱い事は書いたが、シーンによってはテキストも喘ぎ声主体になっており、輪をかけて使えなくなっている。
・覆面してても会話が多くて、母親に正体バレないのが不思議。シーンによってはCGで覆面すら付け忘れており、バレないのが不思議。
・主人公の内面描写でシーンの雰囲気等を伝えてくるので、気弱でお人好しな主人公にどの程度共感できるかで実用度は変わるかと。
・客が普通の趣味ばかりなのが勿体ない。悠、正樹に興味を示す変態紳士がいても、せめて清華×悠をもっと見たがる客がいても良かった。
・結局は他に類の少ないシチュがツボかどうか。声が良ければ80点確定だったが、合わせ技で70~80点。属性少ないともう少し下がるかも。
読み難さを減らそうと書き方を少し変えてみました。でも相変わらず詰め込みすぎかも。もっと気楽にオナニー感想を書き散らしたいもんです。