タイトルで期待するとがっかりする、淫乱変態ツンデレ女装ショタ好きの為のB級エロコメ作品。やっつけ気味の展開でもZEROだからと納得してしまうのは儲の素養があるのかも。エロの数はあるが怜以外は薄く、怜の喘ぎも癖が強いのでわぁい好きでも人を選ぶと思います。
妹達との恋愛展開にムラがあり、投げっ放しな印象が強い。ただ所々に光る部分もあり、一概に駄目とは言えない気がする。
今まで嫌われてたと思い込んで暴力的だった万尋が、操られた兄に襲われるも行き違いが解け、デレに転じていく濡れ場。
傷付いた万尋と気持ちを確かめ合うも、見つめるとやはり兄貴の顔になってしまうから、わざと目を逸らして抱きしめる場面。
おまけ扱いで最後まで好意がいまいち分からなかった従妹の巴が、オバs妙齢になっても一途に主人公を想っていたという事実。
巴ルートで出番の多い白シャツ幼女の幽霊?ももちゃんが、話せない分身振り手振りで懐いてくる様が可愛い。エロないけど。
微妙な距離感が良い、気さくな関西弁の元恋人こえだ。下着姿で偽妹になり言い寄る、隣の年上眼鏡クーデレ天音もエロなしが残念。
三バカ悪霊は正直フェチ的には弱いが、一番出番の多いパンマニがダス口調の憎めないキャラで、最後の別れは少しだけ寂しい。
義妹の日南美は…狙いすぎて外した萌えが逆に可愛い気がしないでもない。ツン状態の怜きゅんを引き合わせた事は感謝してます。
エロはデレ状態の万尋はあまり使えず。強姦未遂で言いなりになるも、強烈な体験が忘れられない万尋にラブホテルへ連行されてH。
その後のENDでもまだツン状態の万尋様の大きなお尻に顔面騎乗されたりで、BADというにはかなりご褒美な終わりでした。
たるたるな胸と大きいお尻は頻繁に揶揄されており、Happy?ENDでもデカ尻ブルマにぶっかけたりするが、コメディ調でエロくはない。
日南美のエロは、ヤンデレ状態になった巫女姿の日南美の命令で飲尿させられるくらいか。主人公が飲み干すのに手一杯なのは微妙。
巴は何故か一番エロが充実しており、操られた主人公にレイプ、掲示板に女性器うp、触手ちんぽ悪霊との修行、ってどこが純愛やねん。
万尋レイプ同様あっさり描写なのは残念。アナルセックス修行は、アナニー経験済、苦しい喘ぎ、イク時の我慢する声が良かったです。
さて本命の怜だが、男なのに何故か一番真っ当な恋愛をしている気がする。このルートのみ三バカ悪霊は一切関知してません。
暴力→依存と極端に変わる万尋と流される兄。何故かベタ惚れの日南美に独占厨なキモい兄。良く分からんまま従妹とエロ修行。
それに比べると、日南美の恋のライバルなのにトイレで女装姿の怜と出会った事で歯車が捩じれ始め、妹達との関係悪化により居候して、
ついには決定的な女装オナニー現場に出会って勢い犯してしまうが、実はわざと見せた姿でずっとレイプされるのを待ってたとの告白。
幼少から女装経験と女性へのレイプ願望があって、痴漢でも我慢しきれず、ついには女装した自分に欲望を向ける変態性欲魔人に。
こんな変態さっさと通報しろと言われるも、好きだと抱きしめる主人公。段々デレてたのが一気に進み、後はイチャラブエロ同棲生活に。
あれ、文章にすると全然真っ当な感じがしない、不思議!まあパジャマ、裸Yシャツ、浴衣姿のイベントCGがあったから恋愛してるよね!
エロはメイド服での強姦未遂。胸パッド入れて盗撮妄想オナニー→乱入して強引に初セックス。互いをオナニー道具に見立てた兜合わせ。
内緒で女装バイト中の怜が視姦されてるのに嫉妬→強引にトイレへ連れ込みマーキングセックス。デート後にラブラブセックス。
ネタバレだが血縁関係の日南美とセックスさせながら怜のアナルに連結3P。何故か一時的?に女体化したスク水怜に種付けセックス。
他キャラに比べるとやや少ないが、わぁいルートしては十分に多く、描写もこのルートだけやけにしっかりしていてアヘ顔もある。
声ははじるすのしおりちゃんの人で、好きだけど喘ぎは笑ってしまう。男の娘でなく女装したショタという感じがちゃんとするのは良い。
エロの詳細としては、妄想オナニー中突然素に戻って、胸パッドうぜー!とぶん投げた後、何事もなかったかの様にオカマ言葉で再開。
男の射精すると冷める、肉欲中心の生理を分かる同士だから、逆にオナニーみたいな事を、とひたすら無言でキスしながら兜合わせ。
嫉妬セックスでは怖がりつつも独占、支配される事に悦ぶ怜の描写が良い。おまけの女体化は怜への想いの成就の一形態としては良いです。
ここまで楽しめた箇所を中心に書きましたが、他の方が悪いと言っている事を同様に思っているのも事実です。
怜抜きならば60点以下だけど、これだけ尖ったショタはやはり貴重。でも良作としては決しておすすめしませんのであしからず。