ほんと面白かった!楽しかった!感動をありがとう!ありがとうkey!
感想の前にAm○zonで予約購入したのだが、一日遅れで届いた。
全ての準備を整えて7/28待っていたのに・・・
もう絶対ここでゲームは買わないと誓った。
では感想
ネタバレなんでプレイしていない方は読まないことをお勧めします。
素晴らしい作品だった。
消費したティッシュは数知れず(涙で)
1週間ほどでクリアしたのだが、毎日ほんとに楽しかった。
ありがとう、key。
さて、個別ルートの評価が低い今作だが、自分的な個別ルートの評価は
「苦にはならなかったが、振り返ってみると素晴らしいとは言い難い」
といった感じ。
実際やっているときは結構楽しかった。
来ヶ谷さんのセクハラや、頼もしさと女らしさのギャップよかったし、
クドは可愛すぎてずっとニヤニヤしてた。
三枝さんは、まぁ、騒がしかったw
西園さんの落ち着いていて、どこか幻想的な雰囲気には癒されたし、
小毬ちゃんの幸せオーラは、なんか励まされた。
みんないい個性を持っていて生き生きしてたと思う。
ただ、なぜ苦にならなかったのかと考えると、やはりkey並びに麻枝さんに対する信頼があったからだと思う。
麻枝さんのシナリオを最後に残していたから、最後に何かやってくれるという期待感が強く、そのため無意識のうちにいつもワクワクしながら進めていたのだと思う。
個別ルートに関してはクドと西園さんの感想を
・能美クドリャフカ
クド可愛すぎ!!
声や性格、話し方や仕草、容姿まで全てが大好き!
それくらい個人的にメガヒットなキャラだった。
クドが出てくるたびにニヤニヤしていたわ・・・。
こんなにも可愛らしい、素敵なクドを僕らの元へ届けてくれたライターに感謝しながらも、
やはり、あのような辛いシナリオをクドに突きつけたライターに僕は怒りを覚えずにはいられない。
ほんと、後半は読みながら、ひたすら泣いてしまった。
ただ、この涙は感動から来ている涙とは違い、辛さから来る涙だった。
なぜ、クドがこれほどまでに辛い思いをしなければならないのか?
なぜ、こんな辛い運命を背負わなければならなかったのか?
疑問でならない。
どうも僕は、ライターが読者に感動させるために作ったあざとい不幸に思えてしまう。
こう思ってしまうのは、僕がクドのように純粋ではないからなのだろうか?
それにシナリオを腑に落ちない点が多い。
もっとしっかり説明してほしいところがあったし、最後の奇跡も興ざめしてしまった。
それでも、なんかコウモリは少し好きになれそうな気がした。
・西園美魚
このシナリオはなかなか好き。
幻想的な雰囲気が出ていて良かったし、言葉一つ一つの使い方がうまいと感じた。
好きなセリフもあった。
美魚の瞳の色が、色素の薄い琥珀色であることに対して、
「琥珀って松ヤニ化石だったな、と脳裏に浮かぶ。
時間を止めてしまった宝石と、同じ色をした目を西園さんは僕に向ける。」
とっても綺麗な表現でありながら美魚をうまく表現している。
あと、
「小説が書かれ、そして読まれるのは人生がただ一度であることへの抗議からである」
とかは、確かにそうだなと思った。
他の三人は、うーん・・・って感じだった。
そして鈴シナリオとrefrainは圧巻。
さすが麻枝さんとしか言いようが無い。
今まで溜まっていた複線をキッチリ回収しつつ、泣かせてくれる。
恭介の涙とか、あそこで泣かない奴いるのか?
思い出しただけでこみ上げてくるよ。
ご都合主義という意見が多いが、あの結果は、理樹と鈴がみんなの想いによってrefrainを繰り返し、それぞれが繰り返しの世界の中で頑張り、そして強くなったから、だからあの結果になったのだと思う。
そういう意味で、みんなの想いと努力で勝ち取った結果だと思う。
だからこそ、苦労して勝ち得た結果だからこそとても感動できた。
もうエンディングの映像や歌聴いてたらもう幸せいっぱいだよ!
ほんとに素晴らしい作品でした。
麻枝さんはこの作品をもって、シナリオからは引退するらしいですが・・・
残念でなりません。
僕は復帰してほしいに一票です。
感想とは関係ないけど、初回特典のブックレットの麻枝さんのコメントのページの下のCGを見るだけで泣きそうになるのは僕だけですか?