新島信者にならオススメできる一本
フルプラなのに12時間前後で終わる作品だし、個別ルートは説明の無さががあるし、Hシーンは短いし、いきなり突拍子のない話に飛ぶし、グランドも説明不足が否めないしと不満点は沢山挙げることが出来ますがどうしてかな、終わってみるとタイトル画面の前で放心し満足感と涙が止まりませんでした。そしてやっぱり自分は新島夕という人間が描く世界観と群像劇がうまく説明はできないけれどどうしようもなく大好きなんだなと思ってしまいました。「ひと夏のサイエンスラブストーリー」、確かにそのコンセプトには沿ってると言えるでしょう、でも僕にはどうしてもこの人が描きたかったものはもっと深いところに眠ってるように感じてしまいます。そしてそれを感じることができないのが悔しくて堪りません。
人の心を理解することは出来ません、それでもその人の心に近づくこと、同じ景色ではないけれどその数段したを見ることはできると思っています、だから僕はこの作品を何回もやり直して少しでも彼が伝えたかったことを理解したいと思います、以上新島信者の戯言でした。